グラフィックデザイナーの村井です。
あと数日でクリスマス。
街中はツリーやイルミネーションで彩られとても賑やかですね。
ところで、クリスマスになると溢れる、
赤や緑のいわゆる”クリスマス・カラー”。
これらカラーの由来についてはご存知でしょうか?
まず「赤」。こちらはキリストが生まれたときに
次々と実を結んだといわれる林檎の実や、贖罪によるイエスの血、
犠牲的な愛や寛大な愛を表すとされているようです。
ちなみに、サンタクロースのモデルであるとされている
キリスト教の司教「聖ニコラウス」の司教服も赤だったとか。
そして「緑」。常緑樹として一年中色を変えない、
モミの木やヒイラギなどの葉の色からきているそう。
これらは多くの木が枯れる寒い時期にも葉をつけていることから
“希望の木”とされ、永遠の命の象徴ともされているそうです。
さらに赤や緑と並んで多用される「白」。
こちらは雪の色であり、純白や潔白など聖なる意味を表すそうです。
普段何気なく、当たり前のように目にしている色にも
その裏にはさまざまなストーリーがあるものですね。
そういった意味を知り、新しいフィルターを通して見てみると、
また違った世界が見えてきそうです。
2013年12月20日 | スタッフ: