こんにちは、web担当の草場です。
先日愛知の実家に帰省した際、少し足を伸ばして
岐阜県多治見市笠原町の「モザイクタイルミュージアム」まで行ってきました。
笠原町は施釉磁器モザイクタイル発祥の地であり、現在でも全国一の生産量を誇っているそうです。
タイルの魅力を伝えるため建てられたミュージアム。
いままでも身近にあったはずなのに、
きちんと認識できていなかったタイルの魅力が、存分に伝わってくる施設でした!
とってもオススメです。
まず素敵だったのが、その建物。
藤森照信さんの設計で、なんだかこんもりと、丘のようなフォルム。
まるで絵本かファンタジー映画かに出てくるような、新鮮さと懐かしさを感じます。
ロゴは、この建物の形を象っているんですね。
タイルで飾られたようにカラフルで、楽しいロゴマークだなあと思いました。
館内にはさまざまな種類のタイル、その組み合わせはもちろん、
タイルの歴史(清潔感を表現するため、白のタイルを水場に敷き詰めるのが流行った!等)や、
思い通りの色を出すことの難しさ(色を調整する釉薬を理解するには一代かかるといわれているそうです)など、盛りだくさんの展示でした。
そして、キャッチコピー「なぜか、ふしぎな、うつくしさ。」
ものすごく、しっくりきました。
新しいような懐かしいような、カラフルで優しく、うつくしい。
建物、ロゴ、展示、キャッチコピーのすべてが、タイルの魅力を目一杯表現していて、とっても印象に残る楽しいミュージアムでした♪
こうして、すっかりタイルの魅力にはまり、
館内で販売されていたタイルを買い込んで、実家の鍋敷きにタイルを敷き詰めて帰ってきました。
今度は自分用に何か作りたいなあ。
皆さんも、秋の夜長にいかがですか?
2017年10月3日 | スタッフ:草場