こんにちは、デザイナーの大津です。
年度末に差し掛かり、お仕事のご依頼をたくさんいただいています。
大変ありがたい限りです。
忙しい時期ではありますが、体調は崩されないように。。
さて、この記事ではブランドの細かなこだわりに焦点を当ててご紹介しています。
今回ご紹介するのは! 大人も子供も大好き<任天堂>です。
任天堂といえばマリオ!
マリオ、ドンキーコング、カービィにゼルダ…
誰もが知っていて、幼い頃から馴染みがあるキャラクター。
幅広い年代に今なお根強い人気で、任天堂の大きな財産です。
特にマリオシリーズは派生作品含め50本以上(ちゃんと数えていないですが)は
発売されているような怪物タイトルです。
しかし、タイトルを横断してもマリオの世界観って、統一感があります。
興味があったのでいろいろと記事を漁っていたのですが、
マリオの生みの親である「宮本さん」のインタビュー記事に
「マリオらしさ」の話があったので、以下に引用します。
── “マリオらしさ”って何でしょう?
宮本 ひと言で表現するなら「安心」なんですけど、
──共有されている「安心」の感覚は、具体的な言葉になりますか?
宮本 最近、小田部羊一さん(※)が講演でお話されていたんですけど、
マリオの絵を小田部さんに起こしてもらうとき、
僕が「マリオは人を殺さないんですよ」という趣旨のことを
言ったらしいんですね。
いま思うと、それもわかりやすい基準なのかもしれません。
「虫も踏み潰さない」というわけじゃない。そこがほどよいマリオ感。
そういう基準がいまもわりとみんなに浸透しているんですね。
そうだ、任天堂・宮本茂さんに聞いてみよう─
─ビデオゲームのこの40年、マリオと任天堂の“らしさ”と今後【インタビュー】
たしかに、マリオはクッパを倒していても、殺してはいないですね…!
(クリボーは踏みつけてますけど…笑)
「安心」という世界観のライン、言われてなるほど!と思いました。
ブランドは「らしさ」、「人格」でもあります。
キャラクターや世界観においても、細かな「らしさ」の決め事は大事なんですね。
任天堂のオフィシャルストア
…そんなキャラクターたちのグッズが、
今年OPENした渋谷PARCO内「Nintendo Tokyo」で買うことができます!

オープン当初は大変話題で、整理券が配られるほどだったそう。
私は今更ながら行ってきたのですが、
キャラクターを生かしたこだわりグッズがひしめいており、
思わず財布の紐が緩んでしまいそうでした。

▲スーパーマリオブラザーズに欠かせない土管とマリオのハンカチ
他にもたくさん、たくさん…アイディアの宝庫でした!
余談ですが、昨年12月にNYに行った時に、
ニューヨークにある「Nintendo NY」の横を通ってきました。
NYのど真ん中に位置するストア、さすがに人もたくさん。。
窓からは土管のオブジェがのぞいていました!
そしてなんといっても、タイムズスクエアの何十メートルもある
あの巨大サイネージに、新作のポケモン(ソード、シールド)の広告が
大きく展開され、任天堂のグローバル展開にびっくりしました。。
まだまだ任天堂がアツい!ということで、
次回も任天堂について書こうと思います!笑
2020年2月12日 | スタッフ:大津, 細部まで魅せられるブランドの表現