webデザイナーの三宅 です。
先日、gggで開催している「トマシェフスキ展」に行ってまいりました。
ポーランド・ポスターの草分け的存在といわれているトマシェフスキ。
彼の活躍した当時のポーランドは、第2次世界大戦後により荒廃した後、
社会主義リアリズムにより抑圧された時代であったといわれています。
しかし、展示作品はどれも、当時の社会情勢の陰鬱とした空気を
はね除けるかのような鮮やかで明るい色彩に溢れていて、エネルギッシュ。
大胆で抽象的な造形も相まって、開放的で生き生きとした空気に満ちていました。
鑑賞していると、ワクワクしてくるといいますか…血が沸き立つのです(笑)。
当時の陰鬱とした社会に生きる鑑賞者に
どれほどの希望を与えたことだろうと想いを馳せながら、
そんなメッセージ性のある、鑑賞者を幸せにするような
デザインの担い手になりたいと、改めて強く思いました。
こちらの展示は、今月25日(水)までです。
2013年12月18日 | スタッフ: