ディレクター林 です。
象嵌(ぞうがん)という面白い加工を見つけました。
象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味があり、
象嵌本来の意味は、一つの素材に異質の素材を
嵌め込むと言う意味だそうです。
今回は金工、木工、陶象等の工芸技法を紙に用いたものです。
紙の加工方法はいろいろありますが、
紙に異質の紙を嵌め込む事で新しい表情が生まれます。
例えばざらつきのある紙に、つるつると光沢のある紙を
嵌め込むと普通に印刷した時よりも強く印象に残るようになります。
チャンスがあれば挑戦したい加工の一つです。
2012年8月28日 | スタッフ: