グラフィックデザイナーの桑原 です。
銀座のギャラリーで「ジャンピン・ヘ フラッシュバック」展をみました。
ジャンピン・ヘは、中国出身ドイツ在住のグラフィックデザイナー。
ベルリン芸術大学で美術を学ぶため訪独し、杭州とベルリンに拠点を置き、
ヨーロッパとアジアをつなぐ架け橋として活躍してきました。
今回の展覧会では、彼の15年間の仕事から厳選された50数点のポスターと
ブックデザインが展示されていました。
彼の作品には、人の顔面に無数の釘が打ちつけられているものや、
毛沢東の顔に大量の描かれているものなど、わりと過激な表現が多いのですが、
どれもメッセージ性が強く、タイポグラフィとしても斬新で優れていました。
自分が伝えたいメッセージをグラフィックデザインを通して
どのように表現するか、そのあたりがとても刺激になった、展覧会でした。
2012年7月4日 | スタッフ: