アシスタントディレクターの小山田です。
住宅、家具、日用品と多くの物の素材として使用される「木材」。
その木材を扱う職人さんから驚くお話をお聞きしました。
裁断したての木材はたくさんの水分を含んでいますが
時間が経つに連れて徐々に乾燥し、木目に沿って曲がってしまいます。
曲がった木材では家も家具も作れません…
そこで、木材をまっすぐにすることから作業がはじまるそうですが
その作業がまさに職人技!!
木材に水を含ませて、なんと火であぶるのだそうです。
水と熱で柔らかくなったところを
テコの原理で力をかけてまっすぐするそうです。
燃えてしまったら脆くなりそう
力をかけ過ぎたら折れてしまいそう…と素人考えで思いましたが
木材はそんなに柔な素材ではないようです。
職人さんの感覚による繊細な下作業があるからこそ、
様々な物ができているのですね。
お話を聞いてぜひ現場を見てみたいと思いました。
2014年10月23日 | スタッフ: