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第2回:紙のサイズ

こんにちは!デザイナーの山本です。

寒い日々が続いておりますが、どのようにお過ごしですか?
私は、先週、体調を崩してしまい、
新年早々、健康な生活のありがたみをひしひしと感じておりました…。
ご飯が食べられるって素晴らしいです…!

インフルエンザも流行っておりますので、
皆様もお気をつけください。

さて、第一回目は書体の種類について(ざっくり編)をお届けしました!

第二回目は…「紙」のサイズについてです!
紙にはA4とかB5とか、「A」と「B」のサイズがあります。
地味に何で?と思ったことはありませんか?

A判とB判は、どうやってできたの?

昭和の初め頃、1920年代の出版事情に関する資料では、
四六判、菊判、新四六判、菊半截、三五判、四六倍判など、
たくさんの種類の判があったそうです!

「書籍には四六判」「雑誌には菊判」といった主流はありましたが、
同じ判でもサイズが微妙に違っているなど、バラつきがあったようです。
ここから、紙のサイズの統一規格を決めよう!となったそうです!

●A判の発祥…
規格を一から考えるのは大変なので、海外の規格を調べてみると、
アメリカやイギリスは、
もととなる大きな紙(原紙)の大きさだけを決めておけば、
それを何等分したかで自然と画一化されるだろう、というざっくりした方式。
一方、ドイツは、
原紙のサイズと、原紙を二等分していった用紙のサイズとを全て決めてしまうものでした。
ちょうど「A5」サイズが、日本で雑誌の主流だった「菊判」にちょうど近い!
ということで、ドイツで使われていたA判の規格を
そのまま日本でも採用されたんたとか。

●B判はどうして?
A判が誕生しましたが、日本では書籍は四六判が主流を占めていたそうで、
A判だと対応できませんでした。
多くの人が慣れ親しんでいたため、四六判に近いサイズを探していた時、
A判のサイズを1.5倍にした寸法を使うと
四六判に近いサイズが作れることが発見されました。

これはちょうど良いということで、
A判の面積を1.5倍にした規格をB判として決めたそうです!
海外にもB判があるそうですが、日本のB判とはサイズが異なるそうです。

紙のA判とB判

A判:国際規格(ISO)
ドイツ発祥の国際規格のサイズ。
世界各国で仕上がり寸法として使用されています。

一方で、
B判:日本国内の伝統的な規格(JIS)
江戸時代に公文書に使用する紙を美濃紙に決めたことから、
美濃紙のサイズに由来。
A判の1.5倍にしたサイズ。

共通して、どちらも、比率は縦:横=1:√2の『白銀比』。
どこまで半分にしても同じ形、相似形の長方形。
どの大きさを作るにしても裁断にロスがなく、とても良いのです。

簡単にまとめると、
A判は、国際規格。
B判は、国際規格を1.5倍した日本独自の規格。
比率は縦:横=1:√2の『白銀比』でとても美しい!

ということでした!

年号でいうと、
西暦と日本の元号のようなものと言ったらいいのでしょうか。

日本人は本当に海外からのものをうまく取り込み、
また日本独自のものに変える力がありますよね。
紙にまでも活かされていたとは…!

二本立てはややこしい!と感じていた方もいらっしゃったかもしれませんが、
先人の方の知恵が詰まってできた紙のサイズだったのです。

使用の目的に応じて、ふさわしいサイズをお選びください!

2020年1月21日 | スタッフ:山本, 文字と紙 

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