こんにちは。web担当の吉村です。
今日から弊社のブログの内容が一新します。
それぞれが趣向を凝らした連載をしていきますのでお楽しみに。
私の担当は「WEBブランディングについて」
「WEBにもブランディング?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
実際、弊社にも「ホームページって作る必要あるんですか?」なんて声も頂いたことがあります。
この連載では、意外と知られていない、WEBブランディングの重要性についてお話していきます!
で、なにしたらいいの?!
WEBブランディングのあれこれ
– 超初級編 –
サービスを利用したり、仕事をしようという場面で、
どんな会社・団体か知りたいと思ったら、その会社名・団体名で検索したことはないでしょうか?
スマートフォンの普及や、公の場での無料Wi-Fiの設置増加をはじめ、
インターネットが身近になった今、WEBブランディングもしっかり整えないと、
ブランドイメージを損ないかねない悲しい結果になるかもしれません…!
1. WEB施策の手段はいろいろ。
2. 継続が力に…!運用を考える。
1. WEB施策の手段はいろいろ
WEBブランディングといわれても何から手につければ分からないですよね。
「よし!じゃあ、WEBサイト作るか!」「流行ってるしインスタ始めようかな。」と思うこともあるかもしれません。
しかし、「とりあえずはじめた」だけの施策では逆に会社のイメージを損ねたり、逸脱してしまう可能性も!
せっかく作っても効果ナシはともかく、マイナス効果になってしまっては大変です。
WEBブランディングには「アピールポイントに適切な方法」を選びましょう。
その1:WEBサイトは名刺や表札!
会社や団体の紹介ページを作成しましょう。
WEBサイトは会社・団体の名刺や表札のようなものです。
インターネットの普及した現代では会社の信用度にも影響するかもしれません。
どこかの誰かが、あなたの会社の名前を知ったとき、検索サイトで会社名を調べるかもしれません。
その際に、しっかりとした公式サイトにたどり着ければ、安心ですね。
会社や団体の情報がいっぱいのWEBサイトはもちろんですが、
ひとつのイベントや、商品、サービスにフォーカスした単独のWEBサイト(ランディングページと呼びます)を作ることも
アピールポイントによっては効果的と考えられます。
なによりWEBサイト設置の最大の魅力は、自由度です。
後述するSNSなどでは、その提供サービス側のフォーマットにあわせた発信になり、URLもサービス内のものになりますが、WEBサイトでは、独自のURLを取得したり、デザインを工夫することで、より自由にイメージを伝えられるメリットがあります。
パンフレットやポスターなど、紙媒体の広告物があれば、連動したデザインをすることで更なる統一感も演出できます。
その2:拡散を狙ってSNSを運用するのも○!
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは
インターネット上で人と人とのつながりや交流を楽しむ、コミュニティ型会員サービスですが、
もちろん企業・団体のアカウントとしても運用することができます。
BtoCの場合は顧客と密接な関係を作ることができる事や、
拡散力の強さから、ときにWEBサイトよりも有効と考えることもできます。
WEBサイトが名刺なら、SNSはチラシかもしれませんね。
代表的なものは、TwitterやFacebook、インスタグラム、Youtubeでしょうか。
それぞれのメリットデメリットはまた次の機会にご紹介しますね。
2. 継続が力に…!運用を考える。
WEBサイトをつくったから、Twitterをはじめたから。
それで完了ではありません!
塵も積もれば山となると言うとおり、小さな積み重ねをコツコツしていくことが
WEBのみならずブランディングには必要です。
続けやすいかどうか、運用しやすさも大切な要素です。
その1:施策の位置づけを確認
インターネットは世界中につながっています。
WEB施策をするということは「世界に何を発信していきたいのか。」ということ。
まずは大きく「そのコンテンツのゴール」を決めましょう。
先述したとおり、続けやすいのかも大きな要素です。
たとえば「ブランド認知度を上げたいから、時事ネタで面白いツイートを毎日100ツイートする!」という運用方法だとそのうち息切れしてしまいそうですよね。
「スタッフの人柄が見えるような日常のツイートを、毎朝定刻に1ツイートしよう」だと続けられそうな気もします。
ユーザーからの反応や、運用してみた感覚に応じて、少しづつハードルが上がっても良いかもしれないですね。
その2:顧客目線で考えよう伝える側になると「あれもこれも知ってほしい!」気持ちが大きくなりがちですが、
情報がいっぱい詰まっている状態は、時としてWEB施策には「不向き」になる場合があります。
逆に「とにかくカッコいいデザイン!」を追求してしまい情報が分かりづらいサイトや、
「必要最低限の情報しか載っていない」面白みに欠けてしまうサイトも、
WEBブランディングとしては残念なことになってしまいます。
更に、スマートフォンが普及した昨今では、WEBサイトの表示速度も大切な要素。
クリックしてもなかなかページが表示されないと、イライラしてきませんか?
一説には、スマホ世代が耐えられる表示速度は「3〜6秒」言われています。
ユーザーがスピーディーに必要な情報を得られれば、満足度があがり、相乗してWEB施策の効果もあがります。
まずは自分がユーザーだったら、と気持ちを置き換えて
「どうすれば本当に伝えたいことが伝わりやすいのか」
を考えましょう。
その3 振り返って分析!そしてブラッシュアップ!
運用がスムーズにできるようになった後は、分析をしていきましょう。
多くのSNSでは、いいねボタンなど、ユーザーの反応を計り知るツールが用意されていますが
WEBサイトでもアクセス解析という方法があります。
弊社でご用意するWEBサイトではご希望に応じてGoogle Analyticsを設置しておりますが、
たとえば「12月は何曜日のアクセスが多いのか」というだけではなく
「パソコンとスマホ、タブレットのどれからのアクセスが多いのか」
「都道府県のどこからのアクセスが多いのか」
「イチオシのあのページへはどこからアクセスされてきたのか」
「このページには何秒くらい滞在していたのか」など
細かく解析することができます。
その結果を元に
「社員のブログページがアクセスが大きいので、商品の宣伝をもっと置いてみよう」とか
「木曜の10時にアクセスが集中するようだから、新メニューの公開をその時間に合わせよう」というような
新しい施策を考えることができます。
アクセス解析については、ゴール設定に基づいて様々な予想を立てることができる項目なので
一概に「アクセスが多いから成功している」「直帰率(このページを最後にサイトから離脱した確率)が多いからダメ」といえない、
すこし判断が難しい範囲もありますが、ブランディングの次の一手を打つのには非常に有効な手段といえるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は超初級編としてWEBブランディングのさわりのお話をさせていただきました。
次回は、「検索ランキングをあげたい!SEO対策の今昔。」です。
更新は年もあけた、1月7日(火)です。
2019年12月3日 | スタッフ:WEBブランディング, 吉村