8月に入りました。夏のたのしみと言えば
いろいろ思い浮かびますが、先日買い物をした際の
ノベルティで、”線香花火”をいただきました。
よく見かけるカラフルなデザインのものではなく、
淡いブルーやグリーンに染められたやさしい色の線香花火。
お店の方によると、和紙を草木で染め、職人さんの手によって
一本一本丁寧に縒り上げつくられたものだそう。
最近は中国製のものが多く、国産のものは希少だそうです。
さらに、ワインのように熟成させることによって
味わいが深まり、柔らかく温かみのある火花を散らすとのこと。
こどもの頃、誰が一番長く花火をもたせられるか、
息を止めて真剣に競争したのを懐かしく思い出しましたが、
熟成をたのしむ、大人の線香花火もなかなか風流だと思いました。
手仕事のあたたかさを感じる、ぬくもりのあるノベルティ。
素敵な贈り物でした。
2013年8月2日 | スタッフ: