こんにちは。ディレクター 草場です。
なんでもネットで買えてしまうこの時代に、ついつい足を運びたくなるお店を紹介しています。
今日ご紹介するのは「熊澤酒造」。
みなさんご存知でしょうか?
湘南唯一の酒造なのだそうですが、レストランやショップが大変素敵で、その雰囲気を感じるためだけにでも、遠出したくなる場所です。
湘南唯一の蔵元 熊澤酒造
茅ヶ崎にある、湘南唯一の蔵元「熊澤酒造」
木々に囲まれた場所にある、とても気持ちの良い酒蔵です。
敷地内にあるのは、酒造はもちろん、ベーカリーやトラットリア、雑貨屋さんまで。地元野菜の販売なんかも行われていました。
想いに基づく素敵な取り組み
そんな熊澤酒造が大切にしている想いが、こちら。
明治5年の創業以来、ひたむきに日本酒を造り続けて150年。熊澤酒造は湘南に残された、ただひとつの蔵元です。
僕たちは、蔵元を単なる酒造メーカーだとは思っていません。地域の誇りとなる酒造りはもちろん、人々がそこに集い、酒を酌み交わし、何かを生み出す磁力を持った場所。
そう、地域文化の中心地でありたいと考えているのです。
そこに蔵元があることで、人々の暮らしが豊かになり、独特の文化が生まれる。
その文化は成熟し、100年、200年後にも受け継がれていくことを、僕たちは願っています。
引用元:https://www.kumazawa.jp/concept/
この想いに基づいた素敵な取り組みのひとつが、「地元農家とのプロジェクト」。
地域で栽培される農産物を使ったお酒やビールの開発、地元養豚農家とのソーセージづくりなども、もう20年、行なっているそうです。地域そのものを魅力的にし、地域貢献していくというプロジェクト。
他には、「歴史をつなぐプロジェクト」。
倉庫を改築したギャラリーの運営、古民家を移築してカフェやレストランとして活用したりして歴史をつないでいます。少しずつ、時間をかけて根を張り、文化を築いていこうというプロジェクト。
倉庫を改築したギャラリー
古民家を移築したカフェ
レストラン
お店に限ったことではないですが、「確固とした想いと取り組み」が感じられると、印象に残りやすいですよね。
共感を感じたり、誰かにオススメしたい気持ちにもなります。
時間をかけてじっくり、取り組みを続けてきたことが、熊澤酒造が人を惹きつける理由なんだろうなと感じます。
機会があれば、みなさんも是非、よってみてくださいね〜!
2020年1月9日 | スタッフ:つい足を運んでしまう魅力的な個人店, 草場