経営を強くするためのDESIGNAM MAGAZINE

第02回【よく見る】余計な「ノイズ」に惑わされるな

2021/03/26

こちらの特集では、
弊社代表の溝田 明による著書『本質を一瞬で伝える技術』を
一部抜粋し、そのノウハウをご紹介してまいります。

見えにくい本質をつかみ、
一瞬で伝わりやすく表現することを生業としてきた
デザインエイエムだからこそ、お伝えできることがあります。

ぜひ本質を見抜き、一瞬で伝える思考法のヒントにしていただき、
皆さまのビジネスにお役立てください。

Chapter1 よく見る
Lecture04 余計な「ノイズ」に惑わされるな

<POINT>
余計な感情のノイズを排除してこそ、質の高い仕事ができる。
「気遣い」「優しさ」「情け」も、ときに仕事をするうえでのノイズとなりうる。

「ノイズ」に気をとられると、ゴールを間違える

仕事はいろんな要素が複雑に絡み合っていますが、
「切り口」を設定したり、「なぜ?」と繰り返し問うことで「よく見る」ことができます。
仕事そのものをじっくり観察することによって、目的や課題などをあいまいにせず、
はっきりした形でとらえて進めることができるのです。

ただし、仕事を観察するとき、注意してほしいものがあります。
それは、「ノイズ」です。
直訳すれば「雑音」という意味です。

たとえば「保身を求める気持ち」「いい人だと思われたい気持ち」
「できる人だと思われたい気持ち」「あの人が好きだ・嫌いだという気持ち」などがあります。

このノイズがあると、情報の本質を正しく読み取ったり、
伝えたりすることができなくなります。
目的、課題、手段……
仕事を進めるうえで話し合うべきことはたくさんありますが、
ノイズがあると、言うべきことが言えなくなるのです。

著:溝田 明『本質を一瞬で伝える技術』 P.37〜P.38

日本人は察したり、控えめに表現することが多いかと思いますが、
仕事上では潔く「単刀直入」にはっきりと伝えることも、コミュニケーションの上では大事ですよね。
伝える時だけでなく、「聞く」時にも使えると思います。

今回取り上げたチャプターの全文や、
その他の内容につきましては、ぜひ書籍をご覧ください。

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