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BRANDING / LOGO / WEB / GRAPHIC

100年の歴史に胡座をかくことなく、次の100年へ。
そのためにはブランディングが必要でした。

尾崎建設株式会社
代表取締役社長 尾﨑 徹哉様
建築業・製造業

尾崎建設株式会社さまは1924(大正13)年創業の高知の会社です。100周年を目前に、「ロゴを新しくしたい」とご相談を受けたことが弊社とのご縁になりました。出会いから3年、今はブランディングのお手伝いを続行中です。

ロゴを変えたことで
全体イメージの統一を強く意識するようになった。

溝田尾﨑さんと一緒に御社のブランディングを始めて1年、今日はいろいろ振り返りながらお話をお聞かせいただけたらと思っています。ブランディングというのは長期的にやっていくものなので、成果はこれからだと思いますが。

尾﨑はい。すぐに成果が出るなんてあり得ない。最初からそう思っていますが、溝田さんと振り返りができることは、私自身の頭の整理にもなります。

溝田ありがとうございます。ブランディングを始めて1年と言いましたが、初めはロゴと名刺と封筒のご依頼でした。4年前です。あの時は弊社にご連絡いただいたきっかけに、まずびっくりでした。

尾﨑溝田さんがNHKに出演された時に、「溝田明」ってメモっておいたというね(笑)。

溝田はい。2016年に東京五輪のエンブレムに盗作問題が起こったときに取材を受けて、NHKの「クローズアップ現代」などに出演させていただきました。出演といっても少しですが。

尾﨑ピンときたというか。わりと直感人間なんで。

溝田それも2年も経ってから検索して連絡をくださるって、なかなかありません。デザイン事務所は山ほどあるし、10社あったら10通りの答えが出る世界。

尾﨑そうかもしれませんが、数打てば当たるというものでもないと思うんですよね。見積もりと一緒に送られてきた御社のブックデザインもよかったし。実際にお会いした溝田さんは表裏がなく、清潔感もあって。なんか信頼が湧いたんです。

溝田ありがとうございます!そういえば尾﨑さん、ロゴを選ぶ時も全然迷われなくて、一択でしたよね。

尾﨑あの時も見た瞬間これだと思いました。おかげさまで評判は上々。尾崎建設の顔として、新聞広告に出すときの配置や大きさにも気を配って大切にしています。ただロゴを変えたことで、全体的なイメージを統一していくことの重要性を痛感しました。イメージの統一がないと、ロゴも半端なものになってしまうなと。それで再度、溝田さんに相談したというのが流れですね。

ブランディングは未来への投資。
だから焦らず丁寧に。

溝田ご相談いただいたのは2020年の年明けすぐでした。あの時の尾﨑さんの頭のなかには、すでにブランディングという意識はあったのでしょうか。

尾﨑そこまで明確ではありませんでしたが、100周年までに尾崎建設のイメージを統一してクリアにしたい思いはありました。

溝田そう。尾﨑さんのところはまず歴史がすごい。会社を100年続けるって、一筋縄ではいきません。

尾﨑うちは現社長が三代目で、私が四代目。創業は1924(大正13)年です。真面目にコツコツ。地域のインフラ整備に携わってきました。私は一度外に出てUターン。戻ってからの10年は土台の再構築に力を入れてきましたが、ここからの10年は人材作りだと思っています。

溝田第一の課題は人材採用だとおっしゃっていますよね。

尾﨑そこに尽きます。年間1万人ペースで人口が減っているのが高知県の現状です。もちろん労働者人口も比例しています。なかでも建設業界は平成15年頃を境に公共インフラへの投資が減り、冬の時代が続きました。しかし時を経て今、公共インフラの整備は “国の安全保障” のひとつになりました。南海トラフの想定震源域にある高知県はなおさら、地域建設業に携わる人材確保は必須です。しかも今から活躍するのは若い人たち。そこに向けた発信をしていかなければなりません。進めているブランディングは、僕にとって未来につなげていくための投資でもありますね。

歴史と革新。
プロの目を通すことでそのどちらもが明確に。

溝田未来への投資。その第一段階として進行したのがコンセプトコピーであり、撮影であり、パンフレットやウエブサイトの制作なわけですが、いかに尾崎建設さんのリアルを伝えるか。私は常にそれを考えていました。

尾﨑溝田さんは「土臭さがいい。無骨だからいい」っておっしゃっていますよね。現場の写真は、一枚もカメラ目線でにっこりはないですしね。

溝田いりませんから。寡黙に働く姿こそがリアルで、間違いなくかっこいいわけですから。ありのままを出すことが、尾崎建設さんを伝えること。何よりも尾崎建設さん「らしさ」を表現することが大切です。

尾﨑まぁ、高知の人間、しらふで「笑ってくれ」なんて言っても笑いませんし。ただ50年も前のロードローラーがビジュアルに登場するとは思いませんでした。溝田さんに発見されるまでは、社内でも忘れられたような存在で、とくに注目を浴びるようなものではなかったので。でも結果として、役目を終え錆びたロードローラーが雄弁に自社の歴史を語ってくれています。

溝田ロードローラーに関しては、“よくぞあそこに” いてくれました。

尾﨑あそことは、古すぎて扉もろくに開かない倉庫のことですね。

溝田はい。「わぁ、見つけちゃったよ」という感じでしたね。聞けば、高知県第一号のロードローラー。100年の歴史の重みをビジュアルで伝えるには申し分ない存在でした。

尾﨑まさにプロの目。おかげで素晴らしいパンフレットができました。こんなにどかんとした資料は同業他社にはありません。実際、会社説明会で配って早速1人、採用につながりました。若い人材の育成は10年先の経営に必ずや影響します。我々としてはこれからの時代を担う人たちを時間とお金をかけて育てていく覚悟です。

溝田 おぉ、嬉しいですね。ウエブの方はどうですか。公開してまだ1ヶ月ですが。

尾﨑こちらも「見やすい」「いい取り組みされている」となかなかの高評価。 私自身もやっていることに間違ないと思っているし、あれこれ一新されていくことで、新たな気持ちで襟を正すことができています。ただ本当にここからが本番。しかもブランディングって終わりがないですよね。具体的な成果は10年とか長いスパンかかると思っているので、やり続ける、進化させる。ということでしょうね。

溝田はい。ゴールはありません。ブランディングというのは経営と両輪でいかないと意味がないので。尾﨑さんはそこの理解がすごくあるので、うちとしてもありがたいのですが、最後にこれからまだまだご一緒させていただくにあたって、弊社に対して要望や期待はありますか。

尾﨑そうですね。リアルをどう昇華させてくださるかに期待しています。それと若い人の目に止まるためにも、ちょっと飛んだ発想というか、既成概念を取っ払った発想がほしい。あくまでもセンスはよく。今後ともよろしくお願いします。

溝田こちらこそ。動画もこれからですし、写真撮影もこれですべてではありません。社外のほか、社内へ向けてのインナーブランディングも大切です。もっと深掘りをして成果につなげていきたいと思います。今日はありがとうございました。

ご協力いただいた企業様

尾崎建設株式会社
代表取締役社長 尾﨑 徹哉様

土木工事の施工、保守点検業務、社会インフラの整備で
高知の明日をつくる「尾崎建設」の代表取締役社長。
社の創業は1924(大正13)年。
現在は代表取締役社長として働き方改革や、
ICT導入、ブランディング、人材育成など、
積極的に取り組んでいらっしゃいます。

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