BRANDING / LOGO / GRAPHIC / OTHER
ロゴは企業の顔。しっかりバックグラウンドを秘めつつ
一度で覚えてもらえる顔を作ってもらいました。
いい顔で、いい仕事してくれています。
株式会社ネオスは、スマートフォン向けのコンテンツサービスなどを提供するIT関連企業です。2012年、前身のプライムワークス(株)と子会社であったカタリスト・モバイル(株)の合併を機に社名を変更され、ロゴマーク・名刺・封筒及び紙袋制作のご依頼をいただきました。弊社はプライムワークス創業時からお付き合いをさせていただいています。
はい、プライムワークスを設立して2ヶ月くらいの頃で、プライムのPとワークスのWをマークにした名刺をお渡ししたのを覚えています。ただ、それは“とりあえず作った”もので、会社のロゴはちゃんとデザインしたいし、名刺もそれなりに凝ったものを作ろうと決めていました。だからデザインエイエムさんにお願いしたわけですが、僕はかつてNECという大きな会社にいて、3文字のロゴがもたらすブランド力を身をもって知っていました。「会社を上場させるぞ!」とも思っていたので、それに向けたことをしなければいけない。それにはロゴがなくては始まらないくらいに、思っていました。
そこのところは、株式会社ネオスとなった今も変わっていません。技術とコンテンツという言葉自体は平凡ですが、当初から左脳的な技術の世界と右脳的な感覚の世界を融合することで、新しいものやことは生まれていく確信はありました。プライムワークスのロゴを作っていただいたときも、そこを深く理解してくれて、非常にいいデザインで融合を表現してくれました。ネオスのロゴも、迷うことなく御社にお願いした次第です。
せっかく作ってもらったロゴだったのですが、みんなが前の会社への執着を捨てて次のところに行かないとなかなかひとつにならないなというのもあって、思い切って社名を変更しました。本当に短い期間でお願いして、ここまでクオリティの高いものを提出していただけるとは!というのが正直な感想でした。クールなブルーと温かみのあるピンクの2色でしなやかにからみあう曲線、それも無限大の掛け算のようなデザインで技術とコンテンツの融合を見事に表現してくれました。名刺の印字されている社名にはオリジナルフォントを作ってくれていて、「ブルーの曲線は実はネオスのN」なんていう心憎い演出もあったりしてね。
細かな調整はお願いしましたけれど、心から満足しています。ケチケチしなくてよかったって思ってますよ。
最初、変わったことに驚かれはしましたが、わりとすんなり受け入れられました。我々の仕事はプレゼンの機会が多いじゃないですか。ある意味ロゴは重要な商談というか、営業の武器でなくてはなりません。資料には必ずロゴマークを前面に入れるんですけれど、堅い印象のロゴが多いIT業界の中で、この柔らかさ。エッジがどこにも効いてないのに、ぱっと見た目で訴える、いい仕事をしてくれています。
名刺も封筒も、人が触るわけですよね。大切なつなぐツールでもあるわけで、“触れた”ときの感覚が、心地いいほうがいいじゃないですか。これは秘書が言っていたことなんですけれど、お客様から「丁寧ですね」と言われると。いろいろな会社さんを見ているお客さんにそう言ってもらえるのは、嬉しいですよね。紙袋はあまりにも人気で無くなりすぎる現象が起きていまして…。紙袋も大切なアウトプットツールなのですが、減りが早すぎるのがタマにきずです、コスト的に(笑)。
ははは。まぁ、それにしてもデザインで食っていくというのは凄いことだなと思います。うちもWEBデザインの部署がありますが、優秀なデザイナーを採用するのは大変なことです。僕は2度ロゴを作ってもらったけれど、御社の魅力は、何よりバックグラウンドとかコンセプトをしっかり聞いて理解してくれることだと思う。もちろんデザインの良さって、見た目いいとか悪いとかもありますが、やっぱり発想の元を何にするかが大事。デザインワークの価値はいちばんそこにあると思うんですよね。
こちらこそ。
ご協力いただいた企業様
ネオス株式会社
代表取締役社長
池田 昌史様
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