【WEBサイトリニューアルのすすめ】お客さまとのコミュニケーションを意識
2021/05/07
弊社WEBサイトは2020年7月末にリニューアルを果たしました!
問い合わせ数が増えたり検索順位が改善したりと、嬉しい成果を感じています。
→ デザインエイエムサイト
私たちが工夫したポイントを、「お客さまとのコミュニケーション」というテーマで2つ、お伝えします。
その他、「端的に自社のことを伝える」「過程を見せる」というテーマでもWEBサイトリニューアルポイントをご紹介しています。
「お客さまとのコミュニケーション」ポイント1
ポイント1つ目は、「ファーストビューの改善」。
ファーストビューとは、ユーザーがWEBページにアクセスした時に最初に表示される部分、スクロールせずに画面に表示される部分のことです。
株式会社LIGのブログによると
ファーストビューを見てページを離脱してしまうユーザーは
コーポレートサイトだと40%~60%、LP(集客に特化した縦長の1枚のページ)だと70%~90%と言われています。
ここからも分かるように、ファーストビューはWEBサイトを見てもらえるかどうかに大きな影響を与えるのです。
しかし、何もかもをファーストビューに詰め込むことはできません。
そのとき指標にできるのが
「トップ営業がお客様に自社のことを説明するとき、何から話し始めるか」という視点です。
弊社に営業職はいませんが、新しいお客様に対応するときのことを考え、
「本質を伝えるためのデザインをしていること」「志をカタチにしていること」をまずは伝えるため、コピーやビジュアルを選定しました。
ユーザーがGoogle等で検索する行為は
「わからないことを質問する行為」だとも言えます。
その質問に答えるとき、対人間であれば、自分が言いたいことを詰め込んで話したりしませんよね。
同じように、WEBサイトを通してのコミュニケーションも
相手が何を知りたいのかを想像し、詰め込みすぎず、
相手にもバトンを渡しながら話を進めていくようなイメージが必要です。
「お客さまとのコミュニケーション」ポイント2
ポイント2つ目は、「制作実績ページでのコミュニケーション」です。
制作実績ページは、依頼先を探すお客さまに特によく閲覧されるページです。
改善したのは「検索機能」。
「うちと同じような業種、制作物の実績はありますか?」
これは、以前から頻繁にいただくご質問でした。
制作実績が十分蓄積されたことの裏返しでもあります。
情報量が多くなったことで、必要な情報が探し出せない状態になっていました。
もちろん直接ご質問いただければ回答可能なのですが、
WEBサイト上では「不十分なコミュニケーション」だったと言えます。
そこで、たくさんの情報をただ公開しておくのではなく、
お客さま自身が必要な情報を選んで閲覧できるよう改善。
当てはまるサービス・業種にチェックを入れていただくことで、簡単に検索可能としました。
かつての企業WEBサイトは
「コーポレート・アイデンティティを発信する場」として発展してきました。
いわば「一方的に」情報を発信するスタイルが主流だったのです。
しかしSNSをはじめ、ユーザー同士のコミュニケーションが活発化している昨今、企業WEBサイトも軌道修正を迫られています。
いかに「ユーザーの課題に答える、真摯なサイトか」が非常に重要な要素となっているのです。
弊社のWEBサイトもまだ発展途上ですが「お客さまとのコミュニケーション」の視点をもって見直すことは、とても大切だと感じています。
他にも、WEBサイトリニューアルポイントを別記事でご紹介しています。
→ 端的に自社のことを伝える
→ 過程を見せる
【Texted by】
ARISA KUSABA( director )
本メディアは、デザインが経営課題を解決する手段であることを経営者の方へ広く知っていただきたいという思いのもと、情報発信を行っています。
更新情報や成果事例を受け取りたい方は、ぜひ以下よりメルマガにご登録ください!