BRANDING DESIGN
いいものをつくれば売れるという時代は終わり、
企業経営にブランディングを取り入れる必要は高まるばかりです。
ブランディングとは、その見えない価値や魅力を高めることであり、
ブランディングデザインとは、そのためのすべての設計行為です。
企業の価値や魅力がどこにあるか、それは言うまでもなく、企業の中にあります。
外からつけ加えたり飾ることではありません。
自社のことはなかなか客観的に見られないもの。
私たちは、企業の見えない価値を共に探り出し、効果的に伝わりやすくカタチにしていきます。
最近「ブランディング」という言葉をよく聞くが、どこに相談したら良いかわからない。
自社の商品やサービスには自信があるが、それをどのように伝えると良いかわからない。
○○周年に向けて、会社や商品をより良くしたい。
デザインで経営をもっと伸ばしたい。デザインやブランディングの視点から一緒に協力してほしい。
デザインが重要なのは分かっている。信頼できるデザイン会社を探している。
今ある商品やサービスを見直し、事業展開をしていきたい。従業員の志気も高めたい。
商品や事業部の数も多くなりイメージもバラバラになってきた。それらを整理し統一していきたい。
デザイン会社へ依頼したことがないので不安。
見た目やデザインよりも大切なもの。それは経営者の思いであり「志」です。
貴社が何のために存在しているのかという大義と理念。その次に「戦略」があります。
他にはない貴社ならではのDNA、価値、個性、らしさを見極め、誰に対してどう伝えていくのか。
それらが明確になってはじめて、コミュニケーションとしての「デザイン」につながります。
当社ではそれらを図のように1本の木に例えており、
ブランディングデザインには、この一貫したぶれない軸(根→幹→枝葉)が重要となります。
①志(経営戦略)
そもそも「この会社は何のために存在するのか」「世の中に対してどう貢献するのか」「将来どうありたいのか」という大義、理念、ビジョンなどを明確にします。
②戦略(マーケティング戦略)
「伝えたい理想の顧客は誰なのか」「どういった印象を持たれたいのか」「貴社ならではの価値は何か」ヒアリングやワークショップなどから、貴社の価値、強み、らしさを可視化していきます
③デザイン(コミュニケーション戦略)
ロゴ、WEBサイト、グラフィック、パッケージ、空間など、統一した世界観。伝えたい相手に誤解なく正確に伝わりやすくなるよう、一つ一つデザインを整えていきます。
かつては伝統ある高級品のイメージが強かったブランドの概念。(※)
昨今は、ブランディングは企業や商品の価値を伝える上でとても大切であると認知され、
経営にも取り入れられるようになってきました。
ブランディングとは、見えない貴社の価値を最大化すること。
伝えたい顧客の頭の中に、伝えたい印象を残すことです。
中小企業の多くは、その価値がまだ認知されていない(見えていない)分、
相手との接点(コンタクトポイント)において、がっかりさせたり誤解を与えないためにも、
その言動をきちんと一致させることがとても重要となります。
例えば、いくらWEBサイトが格好いいことを言っていても、
リアルの従業員の態度や服装などの見た目にがっかりすることもあるでしょう。
または、高級なサービスにも関わらず、届いた封筒が市販の茶封筒だとどうでしょうか。
会社を印象づける接点を一つ一つ見直し、整えていく必要があるのです。
(※ブランドの語源はラテン語のBurned(焼印をつける)から来ており、その昔欧州では家畜やワインの所有を表していました。日本でも上流階級貴族は牛車等に焼印を入れて所有を表しており、それは後に江戸時代、家紋へと発展します。)
ヒアリングや現場取材、ワークショップなどにより、御社の現状や課題を詳しく把握、分析します。ゴールの設定、顧客との接点(コンタクトポイント)の洗い出しも行います。
御社の強みや個性、らしさの検討・吟味、定義づけを行います。
ブランド名称(ネーミング)やタグラインもここで設定(見直し)します。
STEP2の結果を元に、ロゴをはじめとするVI(ビジュアル・アイデンティティー)開発、ルール設定を行います。
コンセプトに基づき、ブランドがターゲットや社会に魅力的に伝わるよう、具体的なカタチに落とし込みます。コンセプトが素晴らしくても、体現できていなければブランドとして機能しません。ブランド戦略を深く理解した上での、見せ方のコントロールが必要なのです。
ブランド開発後、次のフェーズはブランド運営です。ブランドイメージを損なわないよう注意し、一貫性を持って進化を続ける必要があります。そのためのサポートや、制作物の改定を承ります。
株式会社オオスミ
土壌汚染調査、環境調査・測定・分析を通じて、人々の安全と安心を環境面からサポートしている株式会社オオスミ。
創業50周年というタイミングに合わせてブランディングデザインに着手。
100年後の地球環境のために「私たちは地球のドクター」というスローガンとともに、メッセージも統一していきました。
代表取締役 大角武志様
当社にとって初の試みで、何をどうしていいか分からなかったり、どれ位の費用や制作日数がかかるのか全く分からなかったので、デザインエイエムさんには一から相談に乗ってもらいましたね。
別の会社とのお付き合いもありますが、これまでは「印刷物」「Web」等、決まった枠ありきの制作でした。今回デザインエイエムさんには、当社の本質や中身に特化したものを作っていただいたと感じています。
良かったところは、例えば、デザイン案にしても社内である程度選考を重ね、その中から選りすぐりのものに絞ってお勧めしていただけると言うのは非常に助かりましたね。後は、打ち合わせを密に出来た事。毎回惜しみなく当社まで足を運んでもらいましたから、電話やメールでは語りきれない雰囲気や微妙なニュアンスも一生懸命ヒアリングしてくれたと感じています。
ステージを上げていかなければいけない、と気持ちが引き締まりました。これまでも「地球に貢献していく」と言う想いがありましたが本当の意味でそれを再認識出来たと思います。更に海外に向けても地球環境に貢献していこうと思いますよ。
ブランディングについてお伝えするセミナーを、定期的に開催しています。
次回の予定が決まりましたら、弊社ホームページまたはPeatixにてお知らせいたします。
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ブランディングの経験がない会社などで、
経営者様、ブランディング担当者様を交えて、
ブランディングの基本的な考え方をレクチャーしつつ、
自社のケースにあてはめてブレーンストーミング等を行います。