2021.01.20
第05回【考える】思考の「設計図」をつくる
staff デザインエイエム
こちらの特集では、弊社代表の溝田 明による著書
『本質を一瞬で伝える技術』を一部抜粋し、そのノウハウをご紹介してまいります。
見えにくい本質をつかみ、一瞬で伝わりやすく表現することを生業としてきた
デザインエイエムだからこそ、お伝えできることがあります。
ぜひ本質を見抜き、一瞬で伝える思考法のヒントにしていただき、
皆さまのビジネスにお役立てください。
Chapter3 考える
Lecture12 思考の「設計図」をつくる
全体を見たうえで、「伝えたい情報」「伝えなくていい情報」を決める。
これが「思考の設計図をつくる」という作業だ。
「言いたいこと」は極限まで絞る
CHAPTER1「よく見る」、CHAPTER2「受け止める」で、
対象をじっくり眺め、多くの手掛かりを集めました。
「受け止める」のステップでは、自己流の取捨選択を禁じましたが、
ここでは全体を見たうえで、「伝えたい情報」「伝えなくていい情報」を決めていきます。
というのも、細かいあれこれをゴチャゴチャと伝えても、受け手には届かないからです。
興味のない人や忙しい人にも一瞬で届くように、
「どうしても言いたい!」ことだけを整理し、厳選するのです。
このときの「どうしても言いたいこと」の数は、できる限り少なくするのが理想です。
ロゴのように一瞬で「らしさ」と「魅力」を届けたいもの、
あるいは長々と言葉で解説できない短時間のプレゼンなど、
解説の余地がないものほど、できるかぎり削ぎ落し、
一点集中で突破する。これが鉄則です。
さらに、その「どうしても言いたいこと」は、
ひと言で言えるくらい単純明快であることが大切です。
著:溝田 明『本質を一瞬で伝える技術』 P.83〜P.84
プレゼンでは1枚のシート上に1つの「キーワード」だけを載せたりしますよね。
喋りで詳細を補完しているうちに「どうしても言いたいこと」がぼやけてしまうため、
単純明快なワードを打ち出すことで、印象と記憶に、より強く残るんですね。
デザインエイエムでは、ロゴデザインや
ブランディングデザインにご興味のある方向けに、
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