WEBサイトができるまで
2021/07/13
最近は企業がWEBサイトを持つことが必須の時代となりました。
お客さまからご相談いただく際も、WEBサイトの制作から始められる方が多くなっている印象です。
当社がブランディング・ロゴの制作の会社という印象をお持ちの方も多いのですが、WEBサイト制作も昔からやらせていただいているお仕事のひとつです。
WEBサイトの制作を初めてされるというお客さまは当社にも多く、
制作会社に依頼するのにさまざまな不安を抱えている方も多いのではないかと思います。
今回は、当社がどのような流れでWEBサイト制作を行っているかご紹介いたします。
ヒアリング
まずはお客様のことをよく知り、理解してから制作を行うためヒアリングを行っています。
当社はWEBサイト制作以外の案件でも、ヒアリングから始めることが特徴です。
ヒアリングシートには2つの目的があります。
・我々がお客さまのことを知るため
・お客さまご自身にも改めて制作するきっかけや自社のことなどについて整理していただくため
どのような目的で何を目指してWEBサイトを制作されるのか、
ヒアリングの内容を元にデザインへ反映するので、大事な工程なのです。
ちなみに、ご用意しているWEBサイト制作用のオリジナルヒアリングシートでは以下のようなことをお伺いしています。
・WEBサイト制作の目的
・どんな方にWEBサイトへ訪れてほしいのか
・事業を通して成し遂げたいこと
・デザインテイスト
・サイトリニューアルの場合は、現状サイトの課題点
など…
事前にご記入いただき、実際にお話を伺います。
貴社の担当デザイナーが一人つく形で、制作を進行してまいります。
要素定義・デザイン制作
さて、ここから本格的に制作のスタート!
ヒアリング後、まずは各ページにどんな要素が入るかを擦り合わせます。
その後、初回提案に向けてデザイン制作を行います。
また、写真やイラスト、コピーを制作する場合は、カメラマンやイラストレーター、コピーライターへの依頼をし、素材を揃え、デザインへ反映します。
素材は、ブランドの世界観を構成する大事な要素です。
ご予算にもよりますが、当社では制作をおすすめしています。
ご提案
一度目のお客さまへのプレゼン。
デザイン案をご覧いただき、お客さまのご意見ご要望を伺います。
この段階で、細かい原稿のチェックは不要ですが
提出した案からWEBサイト全体のデザインテイスト・方向性の絞り込みをお願いしております。
以下は、実際のお客様へのご提案例です。
基本的に、TOPページ+下層の1ページを異なるテイストで2・3案ほどご用意します。
たとえば
・A案とB案の折衷案を見てみたい。
・色を変えてほしい
・もっと●●のような印象を強めてほしい など
詳しいご要望をお伺いして、修正いたします。
気になったことはなんでもお伝えください。
ちなみに、この段階でのデザイン案は
画像データでのご確認になるので、
まだページの動きやページ遷移はご確認いただけません。
ご提案数を「2・3種類」としているのにも実は理由が。
あまり案が多すぎるとご判断も迷われてしまうからです。
実績のあるアートディレクターのディレクションの元
選定をしているので、ご安心してお任せください。
デザイン制作2
ご提案時のご意見を元に絞り込んでいただいたテイスト感で、
他ページのデザイン制作を行います。
作成後、あらためてお客さまへご確認いただきますが、
最終のデザイン確認では、レイアウト(構造)面の修正ご要望は
すべてお伝えいただくことをお願いしています。
なぜかというと、このあとWEBサイト化(コーディング)の作業に入ると
レイアウト(構造)の変更が実施できないためです。
よく家の建設にたとえて説明することが多いのですが、
デザイン制作までの工程は「設計」に、
WEBサイト化の工程は「建設」の作業に似ています。
建設作業で骨組みの工程に入ってから
部屋を増やしたい(減らしたい)などのご要望に応えられないのと同様に、WEBサイト化の作業が進行してからレイアウト(構造)の変更が発生すると一度組み立てたものを壊して作り直すことになってしまうからです。
コーディング
デザインご承認いただけたのち、コーディング作業に入ります。
コーディングとは、WEBサイト化するための作業です。
専門的なWEB言語を使用して、WEBサイトを構築していきます。
コーディング作業が完了すると、この段階で初めてページの動きや、遷移などを見ていただくことができます。
ここまでくると公開までの作業もあとわずか!
文字校正など細かな修正についても、この段階ではしっかりとご確認をお願いしています。
公開までには、修正やりとりを約2回ほど行い、公開準備に移ります。
公開
修正完了後、いよいよ公開となります。
公開後、社内でページチェックし、お客さまへご報告いたします。
なお、公開後~2週間以内であれば軽微な修正は無償で承っています。
それら対応が終了し、無事プロジェクトは完了となります。
…が、WEBサイトは公開してからが本当のスタートです!
WEBサイトに訪問してもらうためには、見つけてもらわないと話になりません。
検索エンジンで上位表示の評価を受けるためには、定期的な更新を実施していくことも重要です。
なかなか自社で運用をしていくことは難しい!という場合には、保守契約をするのもひとつの方法です。
当社でもWEBサイトの保守運用の実績がございますので、ご興味あればぜひご相談ください。
いかがでしたでしょうか。
WEBサイトの制作工程は以上になります。
もし自社でWEBサイト制作をお考えの場合、この記事がご検討のヒントになれば幸いです。
【Texted by】
MIZUHO OGURA( assistant director )
本メディアは、デザインが経営課題を解決する手段であることを経営者の方へ広く知っていただきたいという思いのもと、情報発信を行っています。
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