経営を強くするためのDESIGNAM MAGAZINE(デザインエイエムマガジン)

BtoB企業のためのSNS活用戦略:選び方から連携まで

2023/08/31

多くの企業がWEBサイトだけではなく、SNSの運用をするようになりました。
SNSは、まだファンでない方々にも自社や商品・サービスを知ってもらうための効果的な方法です。
BtoCの企業が目立つものの、BtoB企業がSNSを活用する例も増えています。
無料でスタートできるので挑戦しやすいですが、見切り発車で始めると更新が続かない場合もあります。
この記事では、SNS運用を始める前に検討すべきポイントをご紹介します。

1. SNSを選ぶ基準

SNSを始める目的を明確にする

あなたはどのようなメッセージをどのような人々に伝えたいですか?
具体的な目的(例:製品の知名度向上)とターゲット(例:顧客、求職者)を明確にしましょう。

各SNSの特性や利用層を確認する

明確なターゲットが決まれば、その方々がどんなSNSを利用しているかを確認しましょう。
あまり使用されていないSNSでは効果が期待できないかもしれません。

「SNS 利用層」などのキーワードでブラウザ検索してみると統計データがヒットします。「何年版」と記載されている情報が多いので、なるべく最新情報を確認しましょう。

以下は、総務省が発表しているSNS利用に関するデータです。(一部抜粋)

年齢別ソーシャルメディア系サービスの利用率

<出典>
総務省/令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 p.69

2. 既存メディアとの関係性を整理する

お客さんとの接点の確認

お客さまとどんな接点があるでしょうか?
コーポレートサイトやメルマガ、オンラインセミナーなど…リストアップしてみましょう。

新しく始めるSNSとの導線設定

リストアップした各メディア(接点)と新しく始めるSNSの役割や連携方法を決めていきます。
これにより、運用が迷わずスムーズに進むでしょう。

以下は、弊社が担当したお客さまが、新たにブランドを立ち上げられる際に整理したデジタルメディアの導線設計図です。

オフィシャルWEBサイトやクラウドファンディングのページの情報を拡散する役割としてTwitter(現:X)とInstagramを始め、相互で行き来できるような運用が必要なことが分かってきます。
このように、簡単にでも役割の整理や導線を決めることで、運用方針がぶれにくくなります。また、運用をする中で迷った際にも立ち返ることができるものになります。

さいごに

SNS運用を始める前に考慮すべきポイントはいくつかありますが、最適なSNSの選択と、既存メディアとの連携が鍵です。
弊社でもWEB制作の際これらの点を考慮しています。自社だけでの検討が難しい場合、専門家と相談するのも一つの方法です。

【Texted by】
MIZUHO OGURA( director )

本メディアは、デザインが経営課題を解決する手段であることを経営者の方へ広く知っていただきたいという思いのもと、情報発信を行っています。
更新情報や成果事例を受け取りたい方は、ぜひ以下よりメルマガにご登録ください!

    *は必須項目です。

    会社名*
    氏名*
    メールアドレス*

    ※当社プライバシーポリシーにご同意の上、送信願います。
    ※ご入力された内容を再度ご確認の上、送信ボタンを押してください。


    お問い合わせは、お電話でもお受けしております。
    (TEL 03-5465-1008)

    RECOMMEND 経営者やご担当者におすすめ

    おすすめの関連記事

    SEO対策とはなんでしょうか? 2021/07/21 WEBサイトを公開したのに、検索で引っかからないのはなぜ? 2021/12/21 【WEBサイトリニューアルのすすめ】お客さまとのコミュニケーションを意識 2021/05/07 第01回 【よく見る】「なんとなく」。このフワッとした気持ちを突き詰めろ 2021/03/26 第04回【受け止める】勝手に取捨選択をしない 2021/03/26

    記事一覧

    経営を強くするためのDESIGNAM MAGAZINE(デザインエイエムマガジン)

    多くの経営課題は「デザイン」が解決の糸口となることがあります。しかしデザインが何かわからない、どのように活用して良いのかわからない...そんな経営者が多くいることも事実。そんな経営者の頼れる右腕となり「アカルイミライ(AM)」へ向かうため、経営とブランディングデザインを結ぶ情報をDESIGNAM MAGAZINE(デザインエイエムマガジン)で発信しています。経営を強くするヒントとして、少しでもお役に立てれば幸いです。