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第15回【伝える】「共感」を得る3つのポイント

2025/07/30

こちらの特集では、
弊社代表の溝田 明による著書『本質を一瞬で伝える技術』を
一部抜粋し、そのノウハウをご紹介してまいります。

見えにくい本質をつかみ、
一瞬で伝わりやすく表現することを生業としてきた
デザインエイエムだからこそ、お伝えできることがあります。

ぜひ本質を見抜き、一瞬で伝える思考法のヒントにしていただき、
皆さまのビジネスにお役立てください。

Chapter7 伝える
Lecture30 「共感」を得る3つのポイント

<POINT>
心をつかむプレゼンには“共感”が欠かせない。話し手が一生懸命語ること、外せないポイントを外さないこと、内容の深さを感じてもらうこと。この3つがポイントだ。

ポイント1 熱を込めて、自分の言葉で語る

最後に、「伝える」ためにポイントとなるのが「共感」です。
プレゼンの中には、会社の会議室で社長や部長を前にして、新企画を提案するもの、競合他社に交じってコンペスタイルで自社の案を発表するもの、社外メディアに対して新商品やサービスを発表する場合など、いろんなタイプがあります。
多くの場数を踏んだプレゼンの達人たちは、つい聞き惚れてしまうほど上手に話を展開し、最後まで飽きさせずに自分の持ち時間を終えます。
彼らのすばらしいプレゼンを聞くにつけ、「うまく話さなければ」「1回くらいウケなければ」「自信があるように見せなければ」と思いがちですが、仕事につなげるプレゼンは、そこまでのスキルはいりません。
大切なのは、まっすぐに相手の目を見て、自分の言葉で、一生懸命話すこと。それだけです。
カンペを読み上げるのではなく、きちんと前を向いて、聴衆の目を見て話す。そうすることで、本心から言葉を発している印象が強まります。あとは、オリジナルの魅力で勝負すればいい。立て板に水のような流暢さは必要ありません。
ぎくしゃくしようが、言葉に詰まろうがかまわない。慣れない場所で無理して笑いをとりにいくこともない。
ソツのない、言葉巧みな話し方よりも自分ならではのアイデアや考えを述べていくだけで十分です。
むしろ、ちょっとぎこちないくらいのほうが共感を呼んだり、応援されたり、愛されたりもします。

著:溝田 明『本質を一瞬で伝える技術』 P.213〜P.214

的確な内容だけでなく、真摯な姿勢が相手の心を打つんですね。
他にも、お客様に伝える時に難しい業界用語や横文字をなるべく使わず自分の言葉で伝えること、 相手の表情を見ながら伝えることも大切だと思います。

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