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あなたの企業は大丈夫?ビジネスチャンスを逃す可能性のあるロゴとは【ロゴの役割2】

2022/12/15

私たちの身の回りには、あらゆるものに企業や商品の「ロゴ」があります。
今やロゴのついていないものを見つける方が難しいかもしれません。

そんな私たちにとって身近なロゴですが、実は企業や商品にとって、非常に重要な役割を担っていることはご存知でしょうか。
当社では、ロゴには主に6つの役割があると考えています。

この役割から外れているロゴは、ビジネスチャンスを逃している可能性があります。
その6つの重要な役割を、全6回に分けてご紹介しています。

第1回目となる前回は、ロゴには「企業の顔となり第一印象を決める役割」があるとご紹介しました。

今回はロゴの役割2つ目、「ビジョンの見える化」についてご紹介します。

ロゴの役割2. ビジョンの見える化

ロゴは、単なるアイコンではありません。
見た目だけが良いロゴでは意味がなく、企業のビジョンや理念(スローガン)、経営方針をカタチとして落とし込み、「見える化」する役割があります。

例として、ファーストリテイリングのロゴ・ビジョンをご紹介します。

ファーストリテイリング
ビジョン:「世界を良い方向に変えていく」

ロゴのデザインには、既存の枠組みを超え、新しい価値や視点を提示する、その求心力となる「フラッグ」がシンボルに掲げられています。
フラッグを構成する3つのラインは、「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」というステートメントとシンクロさせているそう。

引用・参考:ファーストリテイリング 2006 アニュアルレポート(日本語版)p3-4

ファーストリテイリングのロゴは「世界を良い方向に変えていく」というビジョンが見える化されています。

あなたの企業はどのようなことをビジョンとして掲げているでしょうか。
今のロゴは、それらをきちんと表現できているでしょうか。
オリジナリティをもって、周囲に誤解を与えず伝えることができているでしょうか。

あなたの会社はどこに向かって進もうとしているのか。
何を考え、何を大切にし、何を目標としているのか。

簡単なことではありませんが、そういった経営の本質をもロゴで伝えることができれば、軸のしっかりした会社として安心感につながるのはいうまでもありません。

そして社内外の共感もぐっと得やすくなります。 共感を得ることは、自社や自社商品のファンになってもらいやすい状況につながっていくのです。

次回はロゴの役割3つ目、「他社との違いを明確にするもの」についてご紹介していきます。

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