オウンドメディアとはなんでしょうか?
2021/07/07
皆さんは、オウンドメディアという言葉を聞いたことがありますか?
仮に知らなかったとしても、日常的にインターネット使っている方は一度は触れているメディアかもしれません。
(今ご覧いただいているサイトもオウンドメディアです。)
当社では、お客さまからブランディングデザインのお仕事の一環でオウンドメディアのご依頼をいただくことも増えてきました。
さまざまなメディアがある中で、どのような特徴を持つものなのかご紹介いたします。
A:オウンドメディア(Owned Media)とは「自社で保有するメディア」の総称のこと。
本来オウンドメディアとは、
パンフレットや自社サイトなども含めたすべてを指しますが、
最近は狭義で、自社で運営・情報発信を行うブログのようなサイトを意味することが多いです。
メディアの種類でいうと、オウンドメディアを含め、
ペイドメディア、アーンドメディア、シェアドメディア、オウンドメディアの
4つのメディアを「PESO」と整理する考え方があります。
各メディアに特徴がありますので、組み合わせて施策を行うことで幅広いユーザー層に接触することができます。
<4つのメディアの特長>
ペイドメディア(Paid media)
広告や紹介サイト等、支払いを必要とするメディア。
広くアプローチできる。しかしコストがかかり、せっかく作ったコンテンツも契約が終われば消えるので、自社の資産にならない。
アーンドメディア(Earned media)
テレビや雑誌など、第三者が起点となるメディア。不特定多数にアプローチでき、権威性や信頼度が高まるが、コントロールが難しい。
シェアドメディア(Shared media)
FacebookやTwitterなど口コミが起点となるメディア。拡散力は強いが、コントロールが難しい。
オウンドメディア(Owned Media)
自社で保有するメディア。拡散力は強いが、コントロールが難しい。自社の戦略に従って、コンテンツを100%コントロールできる。かつ、プロモーション一辺倒になりすぎないメッセージを伝えることができる。
<オウンドメディアと企業サイトの違い>
ここで、オウンドメディアは企業サイトと何が違うのか?疑問に思われた方も多いのではないでしょうか。
企業サイトも「自社で保有するメディア」という定義に当てはまるので、
広義ではオウンドメディアだと言えます。
しかし最近では、次のように狭義の定義づけで、
それぞれを所有する企業が増えてきています。
企業サイト
会社概要など、幅広くその企業に関する情報を掲載する
名刺代わりとしてのWebサイト。
会社の基本情報を知りたい一般ユーザーや、既存顧客、
取引先や株主、従業員といった、ビジネス上の人々に向けて
情報を伝え、購買行動を起こさせる「セールス」を目的とする。
オウンドメディア
常にコンテンツを配信、更新し続け蓄積していくWebサイト。
ペイドメディアと同じように
不特定多数のユーザーに向けて発信し続けていくもので、
見込客を集める「集客(マーケティング)」を目的とする。
オウンドメディアは、
企業色を前面に出さずに設計できるため、
多くの人がクリックする可能性があります。
より広いユーザーとのコミュニケーションを図ることが可能なことも、
注目されている背景といえるでしょう。
きちんと戦略を練って育てていけば、広告費が不要なメディアとなり、
見込み顧客の獲得やファンの醸成、競合他社との差別化が可能となるのです。
ブランディングの中で、オウンドメディアの構築をお手伝いすることも増えてきました。
ご興味がある方は、是非お気軽にご相談くださいね。
オウンドメディアとコーポレートサイトブログはどう違う? 企業の成功事例つきで紹介
ホームページとオウンドメディアの違いについて解説
【Texted by】
ARISA KUSABA( director )
本メディアは、デザインが経営課題を解決する手段であることを経営者の方へ広く知っていただきたいという思いのもと、情報発信を行っています。
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