「chalo chalo! chai break」さまショップ訪問レポート
2023/07/28
2023年2月、日本では珍しいティースタンド専門店「chalo chalo ! chai break(チャロチャロ!チャイブレイク)」がオープンしました。
弊社がロゴやパッケージ、店舗デザインのディレクションを担当しています。テイクアウト日和のお天気の良い日が続いたので、お店を訪問してきました。
東京武蔵野市・井の頭公園近くにある吉祥寺マルイの一階に店舗はあります。
店名にある「chalo chalo !」はヒンディー語で「Lets’ go!」の意味。
「チャイを持って外に出よう!」「チャイを片手に井の頭公園へ行こう!」という思いが込められています。
「自然豊かな井の頭公園でチャイを気軽に楽しんでほしい」というオーナー・水野さんの想いと、吉祥寺マルイ全体が「公園と共に楽しむ」街づくりを目指していること。それらの想いが交差し、テイクアウト専門店が生まれました。
ストリート感溢れる店舗を演出するロゴタイプ
本店「chai break」の紅茶やチャイをゆっくり楽しむ雰囲気とは違い、店舗のイメージは、「明るくカジュアルな雰囲気とインドのストリート感」がテーマ。
ストリート感溢れる手書き風文字気楽に立ち寄れるカフェらしくメニューは壁面に、ロゴタイプと同じ雰囲気の文字を作成し、カジュアルな雰囲気が表現されていました。
インドで購入した茶器や玩具でインドらしさを演出実際にカウンターで注文して、目の前で熱々のチャイがカップに注がれ、香り豊かな商品が手渡されるまでのライブ感、ワクワクした時間を感じられるのも楽しいポイントです。
公園に行きたくなるカップデザイン
カップのデザインは、以前から水野さんとご縁のあったイラストレーターさんとのコラボレーション。
井の頭公園にちなんだモチーフで、スワンボートとお散歩をイメージしたイラストが採用されています。
スワンボートには一匹(一艘?)だけオスがいるという噂話がモチーフになっているというから、チャイを片手に探してしまいました。
メニューは、バリエーション豊かなチャイや、季節のチャイも。
夏場にぴったりなチャイフラッペ、旬の茶葉の味をしっかり感じられるアイスティー、インドのストリートではお馴染みのワダパオ(ジャガイモをベースにしたペーストと野菜などをパンで挟んだもの)が、手軽に楽しめます。
本場インドではかなり甘いチャイも日本人に合わせて飲みやすくしたのも「旬の紅茶をもっとカジュアルに楽しんでほしい」という想いが発端だった、という水野さん。
担当デザイナーは店舗を訪問する前、「現地まで茶葉を仕入れに行く水野さんの想いが形になっているか」「水野さんがやりたかったことが表現できているか?」と自問したと言います。
しかし、実際に足を運び、その不安は消えていきました。
ロゴタイプを揃えた壁面のメニューや、インドから調達した店舗を彩る雑貨類、井の頭公園をモチーフにしたカップ。
常連のお客さまからも「明るい雰囲気でいいね」といった声をいただき、滑り出しは順調のようです。
季節を感じながら紅茶を楽しむ人が増えるよう、私たちも応援しています。
→「chalo! chalo! chaibreak」さまInstagramはこちら
・お客さまの声
本店「chaibreak」
→ 正直言って安くはないですよね(笑)
でも、やっぱりここだな!とピンときた。
【Texted by】 YUKIKO SAWADA
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