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2021.02.03

第07回【考える】アイデアをどう絞り込むか

staff

こちらの特集では、弊社代表の溝田 明による著書
『本質を一瞬で伝える技術』を一部抜粋し、そのノウハウをご紹介してまいります。
見えにくい本質をつかみ、一瞬で伝わりやすく表現することを生業としてきた
デザインエイエムだからこそ、お伝えできることがあります。

ぜひ本質を見抜き、一瞬で伝える思考法のヒントにしていただき、
皆さまのビジネスにお役立てください。

Chapter3 考える
Lecture16 アイデアをどう絞り込むか

<POINT>
多くの選択肢が出揃ったら、次は、その中からベストなものを選びとる作業へ進む。
ここで選んだものが今後の骨組みとなり、方針となり、設計図となる。心して選ぼう!

「何をよしとするか」の軸足を定める

たくさんのアイデア(選択肢)が出揃ったら、次はベストなものを選びとるステップへと進みましょう。
せっかくいいアイデアが出ていても、選ぶものを間違えると台無しです。
ここは慎重にいきましょう。
とはいえ、たくさんあるものの中から、バシッとベストなものを選ぶというのも難しいもの。いったいどうすればいいのでしょうか?
ここで、ヨーロッパ人のカーテン選びを参考にしてみましょう。

カーテン売り場といえば、たとえば「赤」をひとつとっても、明るい赤やくすんだ赤、青みの強い赤、黄みの強い赤など、膨大な色数があります。
日本の場合、「インテリアに合う色はどれだろう」から始まって、「部屋に合うのはこれだけど、好みじゃない」「これを買ったら妻は何というだろうか」と続き、結局、「当店人気ナンバーワン」、もしくは「店長のオススメ!」を選ぶ――なんてことが少なくないようです。
一方、ヨーロッパ人の場合は、どんなに色数の多い売り場でも、自分が求めている色をパッと選べる人がとても多い。これができるのは、彼らが日頃から色に対して敏感であり、はっきりとポリシーを持っているから。
「インテリア」で選ぶのか、「今の気分」で選ぶのか。「何を基準に選ぶか」をはっきりと決めてのぞむことが大切なのです。

すなわち、何を一番よしとするのか。
誰にとっての“よし”か? 「本質を一瞬で伝える」という場面を考えたとき、それは自分ではありません。

著:溝田 明『本質を一瞬で伝える技術』 P.113〜P.114

例えば企画提案をするときも、お客さんの「課題」に対して解を選びます。
ここに提案側の個人的な好みは、あまり役に立たないでしょうね。
広い視野でコンセプチュアルに考える必要がありますね。


今回取り上げたチャプターの全文や、
その他の内容につきましては、ぜひ書籍をご覧ください。

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