応募が集まらない原因は“企業イメージ”?中小企業の採用課題を解決する方法
2025/09/10

「求人広告を出しても応募が集まらない」「面接で辞退される」「せっかく採用してもすぐ辞めてしまう」―。
採用に関する課題は、多くの中小企業が直面している深刻な悩みです。
求人広告を増やしたり、待遇を見直したりしても、なぜか成果が出ない…。
もしかするとその原因は、条件や媒体の選び方ではなく、“会社の見え方”にあるかもしれません。
なぜ採用がうまくいかないのか?
応募者不足、面接辞退、入社後の早期退職―。
これらに共通する原因として、「企業の魅力が正しく伝わっていない」可能性があります。
求人情報や説明会で伝えるメッセージと、実際の会社の姿にギャップがあると、応募者は「思っていた会社と違う」と感じてしまいます。その結果、応募を見送ったり、入社後に早期退職してしまうのです。
採用課題の解決には、「企業イメージの一貫性」 が不可欠
採用課題を解決するために必要なのは、応募者に寄せた「見た目」にするといった、表層的な施策ではありません。
ロゴ、色、写真、言葉のトーンなどが統一されることによって、会社の価値観や働く人の姿が正しく伝わる状態にすることが重要なのです。
企業イメージを正しく整えて、一貫性を持つことができれば、応募者は「ここで働く自分」をイメージしやすくなり、応募数の増加や定着率の改善につながります。
事例紹介:産業クリーニング会社の採用課題解決例
課題
創業65年の産業クリーニング会社さまは、希望する若手人材を集めるのに苦戦していました。求人広告を出しても反応は薄く、採用活動は停滞していました。
ヒアリングで見つけた魅力と提案
ヒアリングを進める中で分かったのは、社員の方々がとても楽しそうに、誇りを持って日々の業務に取り組んでいること。
大手企業の制服クリーニングを一手に引き受け、勤続30~40年の大ベテランの方たちが誰よりもテキパキ動く姿が印象的でした。
しかし、外からはその魅力がほとんど伝わっていませんでした。
町のクリーニング屋さんのように見えていた印象も、採用が上手くいかない原因の一つだと考え、企業の本当の魅力を見える化し、外に向けて発信することを提案しました。

制作したもの
- ロゴ
- 名刺・封筒
- 社屋サイン
- Webサイト
- 仕事紹介動画
誠実さ、堅実さ、風通しの良い企業姿勢を表現。カラーは清潔感を伝える濃紺で設定し、長期にわたり勤める女性たちのしなやかで的確な仕事ぶりもデザインに反映。さまざまなタッチポイントで、統一感のある企業イメージが伝わるよう展開を行いました。




成果
- 年齢制限を36歳以下に絞っても、25名の面接応募を獲得。
- 5名の採用に成功。
- 社員のモチベーションが高まり、以前よりも自分らしい働き方が広がりました。
- 取引先の大手企業からも注目され、設備改善などの支援を受けるきっかけに。
採用だけでなく、社内の一体感や取引先からの信頼にもプラスの効果が生まれました。
まとめ:採用課題解決には、“魅力の見える化”が鍵
採用課題を抱える中小企業の多くは、自社の「本当の魅力」が外に伝わっていません。会社の“らしさ”を丁寧に掘り起こし、ロゴやデザインで一貫して発信することで、応募者の共感を得て採用の成果を高めることができます。
私たちデザインエイエムは、経営視点を大切にしたブランディングを強みとし、丁寧なヒアリングで本質的な価値を一緒に見つけ出します。
ただ「見た目が良いロゴを作る」だけでなく、「採用や営業、社内の一体感を生み出すブランド戦略」としてご提案を行っています。
採用課題でお悩みでしたら、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
会社の魅力を正しく伝えるお手伝いを通じて、課題の解決に貢献いたします。
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