チームが機能するとはどういうことか【デザインエイエムの本棚より】
2021/11/09
こんにちは、プロデューサーの村上敦子です。
今秋より中央大学院ビジネススクールの大学院生になりました。
仕事に勉強、そして時々家事にテンテコマイな毎日ですが、「リーダーシップコア」という授業でこの本に出会いました。
「チームが機能するとはどういうことか」
――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ TEAMING
エイミー・C・エドモンドソン 英治出版
こんな方におすすめです!!
・チーム、組織として力を高めていきたい方
・リーダーシップについて学びたい方
「会社を運営する」
「プロジェクトチームを発足する」
「部署内を円滑に」
現代は単独より社内、社外を問わずチームで活動することも多いですが、その際にうまくいくことがビジネス上で大切なポイントになります。その際に有効なのが「チーミング」。
これまでの「チーム」とは、スポーツチームや音楽家のグループのように、
物理的に同じ場所にいて、信頼を築く時間がある、固定された集団でした。
しかし、現在はどうだろう。
メンバーは世界中にいて、目的達成とともに解散する、流動的な集団へと変わりつつあります。
―いま、チームを機能させるためには何が必要なのか?
病院、工場、役員室、被災現場…。
20年以上にわたって多様な人と組織を見つめてきた著者が、「チーミング」という概念をもとに、学習する力と実行する力を兼ね備えた新時代のチームの作り方を描いています。
また、ある状況についての一連の思い込みや信念(フレーム)が人にはあり、どんな時もフレーミングが自然に行われていることや、人々が安心な環境で働き力を発揮するには心理的安全性(※)が必要ということも事例を交えながら書かれています。
※心理的安全…考えや感情について人々が気兼ねなく発言できる雰囲気をさす
組織について、チームについて、考えてみたい方におすすめします。
【Texted by】
ATSUKO MURAKAMI( producer )
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