経営を強くするためのDESIGNAM MAGAZINE(デザインエイエムマガジン)

ブランディングコンサルの裏側

2022/06/29

2021年を振り返って、業務での大きな変化は「ブランディングコンサルティング」に着手したことです。

WEBサイトについてご相談いただいたお客さまのお話を伺っている中で ブランディングの必要性、そして客観的な視点が必要なのではないかとご提案したところ ご快諾いただき、半年に渡りサポートさせて頂きました。

流れは以下のように進めました。

Step1.コンサルティング内容の検討

「ブランディングコンサルティング」と言っても組織の課題や規模によりご要望はさまざまです。
ヒアリングシートを元にお話しをうかがいながら組み立てていきます

Step2.コンサルティング内容の確定

課題、ご要望に応じて組み立てていきます。
合意をいただいたところでスタートさせます。

Step3.コンサルティングの実施

ヒアリングを元にその企業の強み・弱み(内部的要)を再確認します。
また、競合戦略を洗い出し、セグメンテーション(市場細分化)、ターゲティング(狙う市場の決定)、ポジショニング(自社の立ち位置の明確化)などSPT分析をしたうえで、顧客像を再確認することもあります。
マーケティング手法であるフレームワークを取り入れながら客観的に分析しています。

お客さま内部では当たり前のことでも、外部の私たちが見ると特長だと気づけたり、魅力を見いだせることも多々あります。
コンサルティングの一番の良い点は外部から客観的な意見を聞けること、新たな発見があることです。

具体的な内容の例

・企業の強み、弱み(内部的要因)、機会・脅威(外部的要因)、SPT分析などを確認し、具体的な顧客像を具現化します。
・顧客ケーススタディ
・ペルソナの確定
・ブランドの骨子について(ビジョン・ポジション・プロポジション)
・ペルソナへのWEBサイトの見せ方(コンテンツ・デザインなど)
・競合戦略
・企業としての資産の洗い出し
 ビジネスモデル・キャンパスを使用しワークショップを行います
・顧客との出会いの確認
・カスタマージャーニーマップ作成
・バリュープロポジション・キャンバス
 自社の製品やサービスと顧客の状況やニーズを可視化するためのフレームワークで、これを利用し、顧客のニーズにマッチするビジネスアイディアを導きます。

ポジショニングマップ例
ペルソナ例

制作フェーズへ

コンサルティング後、必要に応じて各種制作(ロゴやWEBサイトの開発、各種パンフレットなど)へと移っていきます。
誰に対する、何のサービスなのかなど、お客さまも当社も、ブランドの目指す方向性が整理できているので意識合わせしやすく、同じ方向を向いて行きやすくなります。

当社は、コンサルティングから制作までを一貫し「見える化する」お手伝いができることが強みです。

コンサルティングは、特に小規模な会社におすすめです。
経営層の方々へ刺激や組織のチームビルディングの一助にもなります。

ピンときた方はぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

【Texted by】
ATSUKO MURAKAMI( producer )

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