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問い合わせが増えるWEBサイトはどうつくる?デザインエイエムのサイトリニューアルに学ぶ、設計と改善のポイント

2026/04/06

「自社のWEBサイトが古くなってきたのでリニューアルしたい」
「でも、ただデザインを新しくするだけで本当に効果があるのだろうか?」

WEBサイトのリニューアルを検討する際、このような悩みを抱えるご担当者さまは多いのではないでしょうか。
WEBサイトのリニューアルで最も重要なのは、見た目の美しさだけではなく、「ターゲットとなるお客さまが迷わず必要な情報にたどり着き、安心して問い合わせができる設計(導線)」を作ることです。
この記事では、デザインエイエムが2025年10月に実施した自社WEBサイトの全面リニューアルを題材に、相性の良いお客さまからのご相談を増やすための「情報設計」と「公開後の改善」のポイントを解説します。
自社サイトのリニューアルに、ぜひお役立てください。

成果を出すための「情報設計」3つのポイント

リニューアルの際、ページや情報をただ増やすのは逆効果になることがあります。ユーザーの頭の中で「意思決定のプロセス」がスムーズに進むよう、情報を整理し、束ねる作業が必要です。

1) 検討段階に合わせて「サービス」の情報を整理する

ユーザーが現在どの検討段階にいるかを想像し、必要な情報へ最短距離でアクセスできる構造を作ることが大切です。
情報整理の第一歩は、自社のターゲットが「どのようにサイトを見て、意思決定をするのか」を解像度高く想像することです。

例えば、デザインエイエムのお客さまは、「とにかく安く・早く」ではなく、「サイトの情報を隅々までじっくり読み込んででも、長く付き合える信頼できるパートナーを探している」という傾向があります。
そうしたお客さまは、サービス内容を見る前に、まず「どんな考えを持った会社なのか(価値観が合うか)」を重視します。
そのため今回のリニューアルでは、全サービスに共通する「私たちの考え方」や「5つの約束」といった基盤の情報を、概要ページとして独立させました。

企業姿勢に共感していただいた上で、次の検討段階である「具体的にどう進めてくれるのか?」という疑問に答えます。
各サービスの詳細ページ(ブランディング・ロゴ・WEB)では、具体的な進め方からプロジェクトを円滑に進めるノウハウまで、一歩踏み込んだ内容を公開しています。
「ただサービスを並べる」のではなく、「どう進めるのか」まで明記することで、ユーザーの不安を払拭し、納得して問い合わせに進んでいただけるよう設計しました。

2) 結果だけでなく、そこに至る「プロセス」を可視化する

制作実績や導入事例のページは、単なる「成果物(結果)の羅列」になりがちです。しかし、ユーザーが本当に知りたいのは、「自社と同じような課題を、どうやって解決したのか」というプロセスです。
デザインエイエムの「ブランディング実績」ページでは、プロセスの言語化を重視し、お客さまの課題理解、仮説の検証、関係者の合意形成から社内浸透の手順までを追える設計にしました。完成に至るストーリーを丁寧に伝えることで、初めて説得力と信頼感が生まれます。


実績ページはこちら https://designam.co.jp/works_branding/unicom-branding/

実績ページはこちら https://designam.co.jp/works_branding/spt-branding/

3) 「お客さまの声」を実績と連携させて説得力を高める

実際にサービスを利用した第三者のリアルな声は、検討段階のユーザーの背中を強く押してくれます。
今回のリニューアルでは、お客さまの声の一覧表示に加え、該当の実績ページと紐づけて閲覧できるように改善しました。実績(事実)とお客さまの声(感情・評価)を往復しやすくすることで、プロジェクトの背景や成果をより立体的に理解していただけるようになります。
自社サイトに事例を載せる際も、ぜひ「実績データ」と「顧客の声」をセットで展開してみてください。

公開後が本番!見込み客を逃さない「さらなる改善」

WEBサイトは「作って終わり」ではありません。公開後、実際のユーザーの動きや問い合わせ内容を分析し、より使いやすいサイトへと継続的に育てていくことが重要です。

お問い合わせの心理的ハードルを下げる工夫

フォームまでたどり着いたユーザーが「まだ相談する段階ではないかも…」と離脱してしまわないよう、心理的ハードルを下げる工夫が必要です。
デザインエイエムでは、フォームの前段に「具体的でない段階でも、お気軽にご相談ください。」というメッセージを追加しました。また、ご依頼ジャンルの細分化(パンフレット、パッケージ、動画、名刺・封筒などを追加)をすることで、お客さまが今抱えている悩みをスムーズに入力できる環境を整えています。

不安を先回りして解消する「FAQ」の充実

「相談だけでも可能ですか?」「料金や期間の目安は?」など、ユーザーが最初に抱く疑問には先回りして答えておくべきです。
FAQ(よくあるご質問)ページを充実させることは、ユーザーの事前の不安を解消し問い合わせのハードルを下げるだけでなく、近年のAI検索(生成AIによる回答)で自社サイトの情報が引用されやすくなるという、SEO・AI対策としてのメリットもあります。


FAQページはこちら https://designam.co.jp/faq/

迷子にさせない「サイト内回遊性」の向上

情報量が多いサイトほど、ユーザーが「今どこを見ているのか」「次にどこを見ればいいのか」分からなくなってしまうことがあります。 現在見ているページが直感的に分かるよう、グローバルナビゲーション(メニュー)の該当箇所に下線を表示する仕組みを導入しました。
また、「サイト内検索(SEARCH)」機能を新設し、各所へ「事例を見る」「流れを見る」などの導線ボタンを細かく配置することで、ユーザーが目的の情報へ最短でたどり着けるよう調整を重ねています。

まとめ

WEBサイトのリニューアルは、単なるデザインの衣替えではありません。「自社の“らしさ”と情報を、ターゲットにどう迷いなく届けるか」という情報設計が成功の鍵を握ります。
そして公開後も、ユーザー視点に立って「お問い合わせのしやすさ」や「導線の分かりやすさ」をアップデートし続けることが、WEBサイトを強力な営業・広報ツールへと育てる秘訣です。

自社のサイトリニューアルでお悩みの方は、ぜひこれらのポイントを参考にしてみてください。

自社の魅力の可視化にお悩みの方へ

デザインエイエムでは、企業の志や見えにくい価値をカタチにする、ブランディング視点でのWEBサイト制作のお手伝いをしています。

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具体的でない段階でも、お気軽にご相談ください。

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【Texted by】
草場 有紗(ディレクター・中小企業診断士)

お客さまとの対話を大切に、お仕事の最初のヒアリングから完了までを担当しています。2025年には中小企業診断士資格を取得し、より広い視点で成果に繋がるデザインができるよう努めています。

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