経営を強くするためのDESIGNAM MAGAZINE(デザインエイエムマガジン)

【プチコーチング】自分たちの目標達成に向けたスタッフ同士の取り組み

2022/05/13

デザインエイエムでは毎週1回「プチコーチング」という時間を設けています。

「コーチング」についてご存知でしょうか?
まずは定義をご紹介します。

コーチングとは、対話を重ねることを通して、クライアントが目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備え、行動することを支援するプロセスである。

引用:鈴木義幸監修、コーチ・エィ著「コーチングの基本」

コーチが主導権をにぎるわけではありません。
質問を通して、クライアントの視点を変え、発想を膨らませ、行動を起こす意欲が湧くように支援することが、コーチの役割です。

「プチコーチング」は、このコーチングをアレンジし、
3分という短い時間の中で、スタッフ同士でコーチングし合う取り組みなのです。

それぞれの目標達成を支援

デザインエイエムでは、年度の初めに全スタッフがそれぞれの年間目標をたてます。
その年間目標を達成できるよう、「プチコーチング」でスタッフ同士ペアを組み、コーチ役とクライアント役を交代して支援し合っているのです。

コーチ役とクライアント役は、それぞれ3分ずつ、交代で行います。

クライアント役のときは、自分の年間目標に対して取り組んでいること、課題に感じていることなどを話します。
短い時間ではありますが、業務から離れて話をすることで、頭の中が整理されるように感じます。
またコーチから質問を受けることで、自分の中の矛盾や、考えを深めきれていない点に気づけることもあります。

コーチングのスキルも高める

コーチ役のときは、クライアントの話を聞き、その上で質問を投げかけます。
クライアントを支援するには様々な技術が必要ですが、ひとつひとつ学びながら、実践しています。

最後に3分、お互いのコーチングに対してのフィードバックを行います。
「あの質問でハッとしました」「課題が明確になってきました」など。
「プチコーチング」では、コーチングの力を伸ばすことも狙いにしているのです。

お客さまの課題を伺ってきた後、提案内容を整理したいとき、提案に行く前など、
自分の頭を整理して適切な方向へ進む後押しをしてほしいタイミングは、日常に多くあります。
そういった時にスタッフ同士でコーチングし合えるようになることが目標です。

スタッフ同士のコミュニケーション促進にも繋がっていますし、
それぞれが自主性を発揮しながら目標に向かって取り組む手助けにもなっています。

【Texted by】
ARISA KUSABA( director )

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