経営を強くするためのDESIGNAM MAGAZINE(デザインエイエムマガジン)

【STAFF VOICE vol.4】会社と共に自身もスキルアップ。マルチタスクをこなす「縁の下の力持ち」

2024/12/19

Interviewee

株式会社デザインエイエム
ディレクター
小倉 瑞歩 MIZUHO OGURA

デザイナーの経験を経て分かった自分の“天職”

坂田まずは現在のお仕事内容について教えてください。

小倉WEB・ディレクター・PR、3つのチームに所属し業務を行っています。
メインとなるWEBチームでは、実務スタッフと連携を取って運用保守業務の進捗を管理したり、定例会でお客さまの状況をキャッチアップし、必要に応じて追加対応のご提案等を行ったりしています。
そのほか、WEB関連に限らず新規でお問い合わせいただいたお客さまへのヒアリングや案件の進行、メルマガやオウンドメディアでの情報発信をそれぞれ担当しています。

坂田業務の幅がとても広いですね!

小倉そうですね。最初はWEBチームの業務だけを担当していたのですが、徐々に任せていただける領域が広がっていった形です。

坂田以前からそういった業務のご経験が?

小倉いえ、ほとんどの業務はデザインエイエムに入ってから携わりました。入社以前はマタニティやベビー用品を扱う会社で、アシスタントデザイナーとして商品開発やパッケージデザインなどを担当していました。

坂田それは初耳です!そのままデザイナーの道を選ばなかったのには何か理由があったのでしょうか?

小倉0から1を生み出す企画やデザイナーの仕事も大変やりがいはあったのですが、それにも増して周りがうまく回るよう調整しながら進行する業務に達成感や喜びを感じることが多くて。ひょっとして自分はそちらの方が向いているのかもと感じて、今後はディレクション業務に携わる仕事がしたいと思い、転職を決めました。

坂田なるほど。そこでキャリアチェンジして、デザインエイエムに入社されたのですね。

小倉はい。ちょうどアシスタントディレクターを募集していた求人を目にして、迷わず応募しました。

坂田入社されて何年になるのですか?

小倉2018年6月なので、いま7年目ですね。
わ~、もうそんなに経ったのか…自分でもびっくりです(笑)。

会社も自分自身も、世の中の変化に合わせてアップデート

坂田今まで6年間のなかで、小倉さんにとって特に印象に残っているお仕事はありますか?

小倉初めて進行を1人で任せていただいたお客さまは今でも印象に残っていますね。
新規案件で大きな複合施設のWEBページを担当することになったのですが、WEBに関する知識もまだまだ足りない状態だったので当初は不安だらけで。必死に勉強しながら案件を進め、どうにか大きなトラブルもなくページが完成したときは大きな達成感を感じました。
依頼がすべて完了したあとに行った慰労会で、担当の方が「デザインエイエムの皆さんにお任せしたからこそ、ここまで良いものができた。小倉さんも最後まで滞りなく進行してくれて本当にありがとう。」と声をかけてくださったのです。
自分自身が知識面でも精神面でも大きく成長できたうえ、今後の自信に繋がる大変嬉しいお言葉をいただけて、今でも自分の礎となる案件だったなと思い出します。

坂田それは忘れられない案件ですね。こうした経験を重ねながら、徐々にお仕事の幅も広がっていったと。

小倉そうですね。私がディレクターになった時、ちょうど会社もロゴ制作からブランディング全体へと事業内容を広げたタイミングだったのです。依頼内容も多岐に渡るようになり、それに合わせて私たちスタッフ1人1人もサポートできる業務の幅が広がっていった形ですね。

坂田まさしくチーム一丸ですね。振り返って、特にここは乗り越えたなと感じる業務はありますか?

小倉新規のお客さま対応ですね。ここは非常に苦戦しました…

坂田そうなのですか!?今ではそんなことを微塵も感じさせない対応ですが。

小倉そうであれば嬉しいです(笑)。 私はもともと話すのがあまり得意ではなくて。 担当当初は緊張もあり、とにかく決められたことをすべて話さなければという使命感が先行し、一方的でお客さまのお話に気持ちを向ける余裕がありませんでした。

坂田その点はどう克服していったのですか?

小倉とにかく経験を積むこと。あとは村上さんや草場さんのヒアリングに同席して、お二人の話の運び方やお客さまのお話をどう引き出しているのかを勉強しましたね。ロールプレイングをしていただいたこともありました。
会社は「何かあればサポートするから、まずはやってみよう!」という姿勢なので、壁にぶつかった時には周りの皆さんが惜しみなく自分の知識を提供してくださるので、それが本当にありがたかったですね。

坂田新しいことにも挑戦しやすい環境ですね。

小倉難しいことも多々ありますが、自分のスキルの幅が広がるのでワクワクの方が大きいです。

坂田素敵な考え方!わたしは普段小倉さんを見ていて、感情に振り回されることがないといいますか、常に朗らかで落ち着いてお仕事をされているのが印象的です。

小倉そう言っていただけると嬉しいです(笑)。その点は仕事をするうえで意識していることかもしれないですね。
感情が支配してしまうのは自分にとっても周りにとっても良い影響はないと思っているので、常にフラットで穏やかに仕事に臨めるよう心がけています。

坂田簡単なようでとても難しいことですよね。

代理店を通さないからこそ伝わる、お客さまのリアルな反応

坂田小倉さんが感じるデザインエイエムで働くことの醍醐味とはどのようなものでしょうか?

小倉「お客さまの反応をダイレクトに感じられること」ですね。以前の職場では社内の人とのやり取りがほとんどで、お客さまの反応を直接感じられる機会があまりありませんでした。その経験もあってか、デザインエイエムに入社して自分で直接お客さまへプレゼンテーションを行い、それに対する反応がダイレクトに返ってくることが非常に面白いなと思いますし、やりがいを感じます。もちろん難しい局面も多いですが。

坂田反応が良い時ばかりではないですものね。

小倉そうですね。ただその場合は、即座にお客さまから気になったポイントや問題点を伺うことができるので、その点も大変ありがたいなと思います。デザイナーさんに的確に修正点を伝えられるよう、あらゆる角度からお話を伺い、お客さまが持っているイメージを明確化させ、改善に向けて動きます。

坂田すぐにアクションできるのも、お客さまと密にコミュニケーションが取れているからこそのメリットですよね。

小倉そうですね。お客さまへのプレゼンテーションは本当に日々勉強だと感じます。ご希望や意向を汲み取りつつ、デザインをご提案する立場としてのアドバイスもしっかり伝えたうえで、最終的に話の落としどころをどうもっていくのか。その点は本当に難しいですし、反省改善の毎日です。

坂田日々トライ&エラーですね。
会社全体についても少しお伺いしたいのですが、小倉さんから見てデザインエイエムはどんな会社だと感じますか?

小倉先ほども少しお話しましたが、担当する業務の幅が広く、同じことが一つとしてないので、日々新しいことを吸収しながら成長できる環境があります。あと、草場さんがインタビューでも仰っていましたが…とにかく人が良い!これは自信をもって言えます。

坂田(深く頷く)

小倉あとスタッフが全員前向きです。起きたことを責めたり咎めたりするのではなく、今の状況を一旦冷静に受け入れ、どうすればこの状況を好転させられるかを全員が考えられる会社だと思います。

坂田スタッフ全員がそのマインドを持っているのは素晴らしいですね。

小倉本当に。環境にも人にも恵まれているなと日々感じます。

習得したノウハウは今後お客さまへ。次なる目標とは…

坂田ここからはぜひ小倉さんのプライベートのお話を。お休みの日はどのように過ごされているのですか?

小倉実はいま「編み物」に凝ってまして…

坂田編み物!なんともほっこりする趣味ですね。

小倉休日はできるだけデジタル機器と離れる生活を意識していて。あの没頭できる感じが好きで、家にいるときは黙々と創作活動をしていますね。この前は小さな鞄を編みました。

坂田す、すごい…!ぜひ実物を見てみたいです。どちらかと言うとインドア派なのですか?

小倉いえ、外に出ることも好きですね。好きなアーティストのライブに行ったり、自然の多い公園に出かけたり、海を見に行ったり…。旅行も好きで、ちょうど今日長野への旅行の予約を取ったところです(笑)。

坂田お休みも充実されていますね!

小倉仕事のモチベーションの一つですね。会社全体で休日はしっかり休む、楽しむという環境が浸透しているのもありがたいです。

坂田最後にお仕事の質問に戻ります(笑)。
ずばり、自分のなかで今後ここを強化していきたい!という分野はありますか?

小倉現在学びの真っ最中なのですが…コンテンツマーケティングの分野ですね。

坂田いまご担当いただいているPRの部分ですね。

小倉はい。特にオウンドメディアの活用についてはまだまだ大きな伸びしろがあると思っています。デザインエイエムの存在をもっともっと広く知っていただくためにも、楽しんでいただけるコンテンツを作っていきたいですし、お客さまと会社をつなぐ有益な情報発信の場として活用していきたいですね。
そして最終的には、そのノウハウをお客さまへも提供できるようになりたいと思っています。

坂田すべての学びが最終的にお客さまに繋がる。良い循環です。

小倉まだまだこれからですが…今後も実務に携わりながら自分自身もバージョンアップしていきたいと思います!

坂田普段穏やかな小倉さんですが、今日は胸の内にある“熱い思い”を聞けた気がします。本当にありがとうございました!

小倉の詳しいプロフィールはこちらからご覧いただけます。

編集後記

終始穏やかな表情と語り口、言葉の一つ一つからも人柄が伝わるインタビューでした。
仕事に対しては「常に変化に対応できる人でいたい」と語る小倉さん。
その柔らかな印象とは裏腹に、新しいことにも臆することなく挑戦し、自分の可能性を広げるストイックな姿勢がたいへん印象的でした。

【Texted by】MEI SAKATA(PR)

RECOMMEND 経営者やご担当者におすすめ

おすすめの関連記事

企業の想いや考えに触れる空間体験 「ととのう宇宙ラウンジ GINZA456 Created by KDDI」 2023/03/02 【STAFF VOICE】ブランディングと経営はイコール関係。デザインで成長を後押しできる会社に。 2024/04/26 【ロゴ(6/5)の日】デザインエイエムのロゴ解剖 2023/06/05 SNS投稿にも“エイエムらしさ”を。
「ロゴ解剖」ができるまで
2024/06/14
読書会とは? 2021/04/30

記事一覧

経営を強くするためのDESIGNAM MAGAZINE(デザインエイエムマガジン)

多くの経営課題は「デザイン」が解決の糸口となることがあります。しかしデザインが何かわからない、どのように活用して良いのかわからない...そんな経営者が多くいることも事実。そんな経営者の頼れる右腕となり「アカルイミライ(AM)」へ向かうため、経営とブランディングデザインを結ぶ情報をDESIGNAM MAGAZINE(デザインエイエムマガジン)で発信しています。経営を強くするヒントとして、少しでもお役に立てれば幸いです。