経営戦略や人材育成のヒントに。中小企業向け情報サイト3選
2025/12/03

中小企業の戦略やブランディングで成果を出すためには、情報収集が欠かせません。
しかし、Webには無数の情報があふれており、何を参考にすればよいか迷うことも少なくありません。弊社でも、経済状況やトレンドを把握するために情報サイトを日常的にチェックしています。
そこで今回は、ブランディングの視点を交えつつ、用途や切り口の異なる3つの情報サイトを厳選してご紹介します。
戦略立案や企画のアイデア出しにも役立つ内容です。
ツギノジダイ
https://smbiz.asahi.com/
朝日新聞社系列が運営する中小企業向けWebメディアです。
大きな特徴は、「中小企業の経営に直結するテーマ」を網羅的に扱っていること。
・事業承継DX
・補助金や助成金
・組織運営や人材育成
・法改正や制度変更
といった領域が幅広くカバーされており、経営者はもちろん、後継者や現場の担当者にとっても役立つ情報が豊富です。
また、単なるニュースのまとめではなく、具体的な企業事例やデザイン思考のヒントが盛り込まれている点が大きな魅力です。
たとえば「地方の小さな会社がDXをどう進めたか」といった記事は、自社に置き換えやすく、「自分たちにもできるかもしれない」という発想につながります。デザイナーにとっても、経営層の課題意識を理解したり、企画提案の背景づくりに使えたりと、実務に直結する情報源です。ブランディングの現場で「なぜこの施策が必要なのか」を説得力を持って説明できる材料にもなります。
NIKKEIリスキリング
https://reskill.nikkei.com/
日本経済新聞社が運営するリスキリング(学び直し)専門の情報サイトです。
現代のビジネスにおいては、環境の変化が早く、社員のスキルを常にアップデートすることが企業の競争力に直結します。
このサイトでは、
・どんなスキルを学ぶべきか
・どのように学び、組織に定着させるか
・他社の人材育成の実践例
・DXやAI時代に必要な人材戦略
といったテーマを、企業事例を交えて具体的に紹介しています。
たとえば「社員が自主的にスキルアップを続ける組織をどうつくるか」という記事は、中小企業の人事や広報担当者にとって非常に参考になります。
また、キャリア形成や働き方の未来像を描く記事は、デザイナー自身の学び直しやキャリアデザインにも直結します。単に「スキルを磨きましょう」と呼びかけるのではなく、実際の企業の取り組みを体系的に学べるのが魅力です。
中小企業にとって「人材育成のヒント集」として活用できる貴重なサイトです。
METI JOURNAL
https://journal.meti.go.jp/
経済産業省が運営する公式ウェブマガジンです。
産業政策や最新のビジネストレンドを噛み砕いて解説しているため、政策トレンドを踏まえて戦略を描きたい経営層や、新規事業・企画を考えるビジネスパーソンに特におすすめです。
また、政策や制度、経済用語、統計データを「60秒早わかり解説」といった形式でわかりやすく紹介しており、専門的になりがちな内容でも読み手にとってハードルが低くなる工夫がされています。
公式メディアならではの安心感と確度の高さも大きな魅力で、信頼できる情報源を探している方に最適なサイトです。
まとめ
今回ご紹介した3つの情報サイトは、それぞれ異なる視点で中小企業の課題やチャンスにアプローチできるものばかりです。
ツギノジダイ:実際の事例やヒントをもとに、社内改革や新規事業のアイデアを得られる
NIKKEIリスキリング:人材育成やスキル戦略を具体的に学び、組織を強くするヒントになる
METI JOURNAL:政策や業界動向を踏まえたうえで、長期的な戦略を描ける
目的に応じて使い分けることで、日々の情報収集が効率的になり、戦略立案やブランディング施策にも役立ちます。
ぜひ、自社の課題や状況に合わせて、これらの情報源を日常的にチェックしてみてください。
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