[学校法人聖学院]120年の歴史を一緒に刻む、ひとつのシンボル
2024/05/31

ご協力いただいた企業さま
学校法人聖学院
元) 広報センター事務室 マネージャー(2024.3まで)
現)キリスト教センター事務室 マネージャー 松田 慶光 様
制作実績はこちら
2022年7月、120周年を迎えるロゴ制作をご検討の中、お電話でお問い合わせをいただいて以来、幼稚園~大学院までの学院全体のロゴマニュアル整備や、同校小学4年生を対象とした出張授業「はじめてのロゴデザイン」など、多岐に渡るお手伝いをさせて頂きました。
学院が120周年を迎えるにあたり、周年行事を表現するロゴを作りたいと準備をすすめていました。
まずは120周年の委員会メンバー約20名で想いやキーワードを出し合うことから始めました。
120周年委員会が取り組むべき課題の一つに、120周年を象徴するロゴ製作が挙げられました。
そこで、まずはインターネットで制作会社を探しました。
選定するにあたって、制作実績が豊富なこと、ロゴだけでなくデザイン全般に関する相談ができること、比較的近郊にあって相談がしやすいこと、を基準にGoogleマップや口コミ、 企業のWebサイトなども参考にしながら3社に絞り問い合わせをしました。
その1社目に問い合わせたのが、デザインエイエムでした。
「何もわからないので教えて欲しい」とお願いしたところ、ロゴ制作の目的や当校の要望等を質問いただくとともに、制作工程、費用など丁寧に説明をして下さいました。
その中で印象的だったのは、他社はいかにいいロゴを作るかという説明でしたが、デザインエイエムは売り込みではなく、私の話を一生懸命聞き、当校の抱える課題を理解しようとする姿勢だったことです。
この会社と一緒に120周年という節目のロゴ制作を進めたならば、「自分たちとは」を明確化するような、深い部分にきちんと向き合う機会にもなりそうだと感じました。
またデザイン会社として「何でもやってあげますよ」という姿勢ではなく、自校のことだから自校で考えてみて下さいと「しっかりとした基準、ポリシーをお持ちの会社だ」という印象もありました。
実際に制作に入ってからも、デザインエイエムのデザイナーやディレクターと一緒に、提案された ロゴについて対話を重ね、拡散と収束を繰り返しながらブラッシュアップしていくことができました。
委員会メンバーにも意見を聞きながら、合意形成をとっていきました。
ロゴの提案は最初に5点ほどあり、委員会の中で組織されたロゴ製作チーム5名でまずは3点に 絞りました。提案時にはこのロゴに込められた意味もきちんと言語化されていましたので それを委員会メンバーにプレゼンテーションし、決定していきました。
実際、幼稚園、小学校、中学、高校、大学・大学院までの各校がこのロゴを積極的に使用していて、 なによりも良いロゴが出来た証しだと思っています。
委員会は各校から数名ずつの参加でしたが、決定までの段階で1校でも十分な合意が得られなければうまく行かなかったと思います。今回は、まず委員会メンバーの深い理解を得た上で決定できたので、120周年記念の良いスタートが切れました。
完成した120周年ロゴを、小学校近くの商店街でフラッグとして使っていただいているのですが、 下校途中にそれを見た子どもたちが「うちの学校のロゴだ!」と反応してくれている姿を見ました。
それは、委員会メンバーから現場の先生方へ、そして子どもたちへと、120周年ロゴについての説明が伝わり、浸透していった成果だと感じまして、広報担当としても嬉しかったです。
今後、デザインエイエムへロゴを依頼される方へのアドバイスです。
最初にヒアリングシートを渡されるのですがボリュームもあり書くのが正直大変です。
しかし今振り返ってみると自分たちの考え方を整理するためにも書くことには大きな意味があったと感じています。ぜひ頑張って書いて欲しいです。(笑)
部署は異動しましたが、今後も横にいて一緒に考えて下さる姿勢でサポートして頂ければありがたいです。どうぞよろしくお願いします。
出張授業「はじめてのロゴデザイン」の様子はこちら(小学校4年生73名の生徒さん)
【note】伝えたい。でも興味を持ってもらえない…。聖学院の特別授業から見出す、自校教育の新アプローチ
本メディアは、デザインが経営課題を解決する手段であることを経営者の方へ広く知っていただきたいという思いのもと、情報発信を行っています。
更新情報や成果事例を受け取りたい方は、ぜひ以下よりメルマガにご登録ください!