あなたの企業は大丈夫?ビジネスチャンスを逃す可能性のあるロゴとは【ロゴの役割5】
2023/06/08
私たちの身の回りには、あらゆるものに企業や商品の「ロゴ」があります。
今やロゴのついていないものを見つける方が難しいかもしれません。
そんな私たちにとって身近なロゴですが、実は企業や商品にとって、非常に重要な役割を担っていることはご存知でしょうか。
当社では、ロゴには主に6つの役割があると考えています。
この役割から外れているロゴは、ビジネスチャンスを逃している可能性があります。
その6つの重要な役割を、全6回に分けてご紹介しています。
第4回目には、ロゴには専門分野や事業内容を認知させる役割があるとご紹介しました。
今回はロゴの役割5つ目、「世の中にフラッグ(旗印)を立てるもの」についてご紹介します。
ロゴの役割5.
世の中にフラッグ(旗印)を立てるもの
ロゴの起源はご存知でしょうか?
日本ではロゴの起源に「家紋」があります。
ちなみに西洋では紋章ですが、家紋の始まりは平安時代に遡り、数は5000を超えると言われています。
現在でも一部の企業ロゴには家紋をベースにしているものがありますね。
例えば、3つの菱形、スリーダイヤの「三菱」、丸の中に井桁の「三井」グループなど…
企業の他にも、市章など地方自治体にもロゴがあり、日の丸の国旗は「日本はここ!」という意思表示と言えます。
日本人のパスポートの表紙に入っている「菊紋」は国章。国家を象徴する紋章ですが、これもまた言葉であれこれ説明しなくても、一目で「日本」と分かるロゴです。
ロゴは「私たちは、今ここにいる!」という意思表示であり、サイン(目印)ということです。
かの源平合戦でも、源氏は白い旗、平氏は赤い旗を立て、「俺たちのチームはここだ!」と敵味方の区別をしていました。
フラッグ(旗印)を立てるということは、ブランディングの考え方にも共通することで、社会でのポジションを明確にすることでもあります。
これは、他社との差別化にも繋がります。
他に埋もれず目に留まるようになることで、きちんと理解してもらえる・知ってもらえる機会が増えブランドとしての信頼や安心感が高まるのです。
差別化されたその企業ならではのロゴは、制作会社がお客さまのことを理解していないとカタチにすることはできません。
企業理念・大義や事業内容など…さまざまな情報がその企業らしさをカタチづくるための情報源となります。
そういった話を聞いてくれるかどうかの観点を制作会社選定の際のポイントにされてはいかがでしょうか。
次回はロゴの役割6つ目、「社内の意思統一」についてご紹介していきます。
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