経営を強くするためのDESIGNAM MAGAZINE

ロゴを制作したのですが、使用者によって違う使い方をするのでイメージが崩れてしまいました。どうすればよいでしょうか?

2021/09/01

今回は、数年前にロゴを制作されたものの、使用しているうちに段々とイメージが崩れてきてしまったというお客さまからいただいたご質問です。

担当者それぞれが、カラーを変更したり、マークと文字の比率を変えたり、自由に使ってしまっているとのこと。

実は、 「使っているうちにイメージが崩れてきてしまった」というのは、よくいただくご相談です。

ロゴは企業のシンボル。
媒体によってロゴが改変されてしまうと、貴社に抱く印象もバラバラとなってしまい、届いてほしい相手に正しく覚えてもらえない可能性だってあるのです…。

A:使用ルールを統一しましょう。 ロゴ使用マニュアルを準備し、その規程に基づいて運用することが効果的です。

ロゴは作って終わりではありません。正しく運用することで、ブランディング効果も期待できます。
ご質問のような事態を防ぐためには、ロゴ使用マニュアルを準備し、その規程に基づいて運用することが効果的です。

ロゴを使用される担当者が複数いる場合や、外部にロゴデータを渡して使用してもらう場合などは、必ずロゴ使用マニュアルも一緒に渡すのがよいですね。

本来はロゴ制作時にあわせて、ロゴ使用マニュアルまで準備されることが望ましいですが、後からの準備も可能です。

当社では下記のような内容を、マニュアルに反映しています。

・ロゴコンセプト
・基本形、マークと文字の組み方違いのパターン
・カラー設定値、反転時のカラー設定等
・最小使用サイズ
・ロゴ周りの余白設定
・ロゴと相性のよいフォントの設定
・基本的な禁則事項

他に気を付けておきたい点は、制作依頼時にデザイン会社に「今後どのようなシーン、媒体でロゴを使用していく予定か」をしっかりお伝えすることです。

そうすれば、展開を見越して視認性や耐久性を検討することができます。

当社ではヒアリング時に展開シーン、媒体も確認するようにしております。
その他、当社のロゴ制作工程には、約20年で蓄積したノウハウをぎゅっと詰め込んでいます。
その一部を、こちらでもご紹介しています。是非ご覧くださいね。

【Texted by】
ARISA KUSABA( director )

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