デザイン経営とはどのようなことですか?
2021/09/15
「デザイン経営」というキーワードは、ご存知でしょうか。
経済産業省・特許庁は、2017年7月に
有識者からなる「産業競争力とデザインを考える研究会」の議論の結果、
2018年5月に報告書『「デザイン経営」宣言』を取りまとめました。
それを機に、「デザイン経営」はメディアなどで取り上げられ、
デザイン経営に取り組む企業が増えてきています。
A:デザイン経営とは、「デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法」です。
その本質は、人(ユーザー)を中心に考えることで、
根本的な課題を発見し、これまでの発想にとらわれない、
それでいて実現可能な解決策を、柔軟に反復・改善を繰り返しながら
生み出すことです。
特許庁では、デザイン経営に関するさまざまなレポートが発表されています。
具体的な実践や取り組むためのヒントになるような情報など、
より理解を深めていただけるのではないかと思います。
その中のひとつ
「中小企業のためのデザイン経営ハンドブック」をご紹介。
その名のとおり中小企業に特化したレポートで、デザイン経営に取り組む先駆者の実例も紹介されています。
下記の図は、それぞれに適したデザイン経営の第一歩を踏み出すための9つの入り口(取り組み)です。
抱える課題はあれど、何から手を付けて良いのやら…
という方も多いのではないでしょうか。
まずは、この9つの中から考えてみると計画を立てやすいかもしれません。
また、当社では「デザインと経営を結ぶ」というテーマで記事の連載をしております。
以下の記事は、「会社の人格形成」や「企業文化の醸成」のヒントにしていただけると思いますので、ぜひご覧ください!
→ 「企業理念・浸透」はこちら
他社との差別化にもつながる理念。しかし社員への浸透は難しいもの。どのように浸透させていくか、いくつかの事例をご紹介しています。
→ 「中小企業の経営戦略について考えてみる」はこちら
大企業と同じ経営戦略では生き残りの難しい中小企業が取るべき戦略とは?
【Texted by】
ATSUKO MURAKAMI( director )
本メディアは、デザインが経営課題を解決する手段であることを経営者の方へ広く知っていただきたいという思いのもと、情報発信を行っています。
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