中小企業 仕事のヒント「第1回 仕事の優先度」
2021/03/24
現在はVUCAの時代。
VUCAとは、以下の4つの単語の頭文字から取った言葉です。
- Volatility(変動性・不安定さ)
- Uncertainty(不確実性・不確定さ)
- Complexity(複雑性)
- Ambiguity(曖昧性・不明確さ)
技術進歩やグローバル化等により、未来を予測しにくい状態で不安定な時代になっているということです。
そんな時代の未来を予測する一番よい方法とは、未来を自分で創ること。
これはコンピューター科学者の「パソコンの父 アラン・ケイ」の言葉です。
そのためのヒントになればと中小企業の皆さまにお役立ていただけるようなマーケティングとブランディングの話題について、シリーズでご紹介していきます。
今回は導入から…【仕事の優先度】についてです 。
日々仕事をする中で、「緊急」かつ「重要」な仕事をどんどん片付けていくことになりがちですが、本来はそれと並行して自分・会社の将来に向けた備えの時間を確保することが大切ですね。
私も対クライアントさまとのお仕事が楽しくて大好きなので
ついついプレイヤーになりがちですが、
マネージメントをしている立場としてはそれだけではNGですね。
よく下記のような時間管理マトリクス(表)を書くことがあります。
「緊急度」と「重要度」です。
一般的に、
上図のA(緊急度-高 重要度-高)から処理していくことが多いですが、
実はB(緊急度-低 重要度-高)が「将来に向けた備えの時間」となるわけです。
常にAばかりに時間を使っていると、
いざ時間が出来た時にこのBに対する考え方の習慣がないので、
時間の使い方をシフトするのが難しくなります。
一度、ご自分の仕事時間の使い方について振り返ってみてはいかがでしょうか。
【Texted by】
ATSUKO MURAKAMI( director )
日本大学通信教育学部 商学部卒業。
現在の研究テーマは「中小企業論」「ブランディング戦略論」、「組織論」中央大学ビジネススクール(CBS)履修中。
本メディアは、デザインが経営課題を解決する手段であることを経営者の方へ広く知っていただきたいという思いのもと、情報発信を行っています。
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