【STAFF VOICE】一時の担当デザイナーではなく長く寄り添うパートナーに。メンターの役割も担うママデザイナー
2025/04/01

Interviewee

株式会社デザインエイエム
デザイナー
平尾 恵梨 ERI HIRAO
経営者の熱い思いを込めた、初めてのブランドムービー制作
—今日はよろしくお願いします!
まずは平尾さんの現在のお仕事内容について教えてください。
デザイナーとしてお客さまとコミュニケーションを取りながら、ロゴやパンフレット、動画、ウェブサイト等の制作業務を担当しています。また、自社のWEBサイトやサービスの紹介資料といった各ツールの見直しや改善をチームメンバーと共に進めています。
—肩書きとしては「デザイナー」になるのでしょうか?
そうですね。デザイン制作の業務が中心にはなりますが、案件によっては進行管理も併せて担当しています。また、若手のデザイナーに対してアートディレクションを行うこともありますね。
—アートディレクションとは、具体的にどんなことを?
若手のデザイナーが出してくれたデザインをチェックしてフィードバックを行ったり、作業の進捗状況を確認したりしています。困った時の相談相手という感じでしょうか。
—若手スタッフにとってのメンター的存在ですね。
ご自身の業務も非常に幅が広いと思うのですが、今までで特に印象に残っている案件などはありますか?
初めて担当したブランドムービーの制作は今でもとても印象に残っています。デザインエイエムに入社するまで動画制作を自分が中心となって進めたことがなかったのですが、この案件でコンセプトやターゲットの設計、ストーリーの組み立て、絵コンテの作成、撮影の段取りなど…一通りの業務を担当させていただき、本当に勉強になりました。
—全てをご自分で!非常にチャレンジングな案件だったのですね。特に苦労されたのはどのような点でしたか?
構成の部分ですね。制作にあたりお客さまにも取材を行ったのですが、自社商品に対する熱い思いを直接聞くことができ、そのお姿がとても心に残っていて。
どういった構成にすれば、見る人を最後まで惹きつけ、そのブランドの魅力はもちろんお客さまの熱い思いを最大限伝えることができるだろうと試行錯誤し、ストーリーの組み立てにはかなり時間をかけました。
—映像が無事完成した時はどのようなお気持ちでしたか?
チームメンバーに助けていただきながら完成した映像を見た時は本当に感動しました。お客さまにも大変気に入っていただけて、ブランドの魅力を伝えることに少しはお力添えできたかなと嬉しくなりました。
—その映像は今でもどこかで見られるのでしょうか?
株式会社ティーワンさまのYoutubeで見ることができます。ぜひ多くの方に見ていただけたら嬉しいです!
人を幸せにする″デザイン″の魅力に惹かれ、アメリカの学校へ
—平尾さんはこれまでもデザイナーとして働かれていたのでしょうか?
いえ、一番初めは専門商社で営業事務の仕事をしていました。
—そこからどのようにデザイナーの道へ?
実は専門商社に2年ほど勤めた後、語学習得のためアメリカへ留学に行ったのです。その時にアメリカの街中や建築を見たり、美術館に足を運んだりして段々とデザインに興味を持ち始めて。こうやって人を楽しませたり、幸せにしたりすることができるデザインの仕事に自分も携われたらと思い、現地のデザイン学校に通うことを決めました。
—日本に帰国してからではなく、現地のデザイン学校に通われたのですね!
もっと現地の方々と関わってみたいと思い、現地でデザイン学校を探していました。いくつかのデザイン学校を見学した中で、直感的に「ここで学びたい!」と思える学校に出会い、すぐに入学することを決めました。
—すばらしい決心と行動力です。
その時はもう勢いですね。選んだ学校は現地の方が多く通う学校だったので、英語が母国語でないのは私1人だけ。そんな環境のなか、語学学校とのWスクールで学校に通い、英語での授業を受け、デザインのプレゼンテーションも定期的に行っていたので、語学の部分でも精神的な部分でもかなり鍛えられました。

—確実に度胸がつきますね。そこで一通りの知識を身につけて、日本に帰国されたと。
そうですね。アメリカに約1年半にいた後、日本でデザイナーとして広告制作会社に就職しました。
—そこからデザイナーとしてのキャリアがスタートするのですね!
最初に入社した広告制作会社に5年ほど在籍し、その後デザイン制作の会社を2社経験しました。その後にデザインエイエムに入社した形ですね。
—入社されて何年になりますか?
2022年5月入社なので、もうすぐ丸3年になります!
短いからこそ濃い時間に。出産を経て変わった仕事観
—平尾さんはデザインエイエムに入られてからお子さんを出産されました。出産前と後で仕事に対する意識はどう変わりましたか?
自分の好きなことを仕事にできているという環境もあり、出産前は仕事が中心の生活で、プライベートとの境目なく遅くまでデザインのことを考えている…なんてことも珍しくありませんでした。が、今はそうはいきません。時短勤務で時間も限られているので、いかにその中でベストを尽くすかということを常に意識しています。仕事に向き合う時間がとても貴重で有意義だということを改めて実感していますね。
—現在の勤務スタイルはどのような形なのでしょうか?
出社とリモートワーク、ハイブリッドです。デザインを考えたり、手を動かしたりする作業がメインの日はリモートワークを活用し、打ち合わせやお客さまへの訪問がある日は出社というように働き方を調整しています。メリハリが持てて、自分に合った働き方ができています。
―状況に応じて柔軟に調整できるのはありがたいですね。そのほか、家庭との両立で何か意識していることはありますか?
とにかく健康第一!(笑)体調管理には人一倍気を遣っています。生活リズムを見直し、夜更かしを減らしてしっかりと睡眠をとり、前向きな気持ちで仕事と家庭、両方に向き合うことを意識していますね。
仕事面では効率化を重視し、出来る限り無駄な時間を作らないよう心がけています。Googleのスプレッドシートを活用して案件ごとにスケジュールを細かく管理し、進捗状況が一目で把握できるようにしています。
―次にやるべきことが常に明確になっている、ということですね。とても大切なことです。AIツールなども活用されていますか?
そうですね。自分が考えたコンセプトやアイディアに対して意見をもらったり、別の角度からの視点を加えてもらったりと主にブレスト相手として活用しています。そこで広がったアイディアを基に、デザインに落とし込むというのがルーティンですね。
―復帰後、反対に何か「やめたこと」はありますか?
ひとりで抱え込むこと、をやめましたね。以前は「面倒な仕事を増やしてしまうのでは…」という思いが先行し、何とか1人で完結させようとしていましたが、今は時間が限られていることもあり、行き詰まった際は早めにチームメンバーに相談して協力をお願いするようになりました。
―なるほど。早めに現状を共有し、周りに頼ることも大切ということですね。
そうですね。皆さん自分のことのように真剣に考え寄り添ってくださるので、解決の糸口が見つかることが多く、結果スピード感を落とさずに仕事が進められて、本当に感謝しています。
―周りのスタッフのサポート体制が素晴らしいですね。
もう皆さん本当に温かくて。チームスタッフのバックアップのおかげでなんとか日々の業務を乗り切れています。

お客さまを深く理解し、伴走できるパートナーでありたい
—今スタッフのお話もでましたが…デザインエイエムは平尾さんから見てどのような会社だと感じますか?
とにかくチームワークが良く、誠実な会社だなと思います。お客さまと真摯に向き合い、汲み取った思いをどうデザインで表現するか、どのような伝え方がベストなのかをチーム一丸となっていつも真剣に考えています。スタッフ全員がお客さまの思いに深く向き合う姿勢を持っているのは本当に誠実だなと感じますね。
—仕事のやりがいや面白さははどのような点に感じますか?
先ほどブランドムービー制作のところでもお話しましたが、お客さまから直接お話を伺い、その熱い思いを制作物に反映させることができる点は面白さを感じますし、やりがいがありますね。
あともう一点は、案件にチームで取り組めること。ロゴ制作では毎回4、5名のデザイナーでヒアリング内容を共有し、それぞれがデザインを考えます。お互いのデザインに意見を出し合いながらブラッシュアップを行い、お客さまへご提案するプロセスが私にとっては大きな楽しさですね。自分にはない新しい視点を毎回取り入れることができ、とても良い刺激になっています。
—常に刺激のある環境のなかでお仕事ができるのは羨ましいかぎりです。
本当にありがたいですね。これからも多くのお客さまと直接顔を合わせてお話を聞く機会を大切にして、柔軟にさまざまな意見を取り入れながら、自分の視野を広げていきたいですね。
そしてもっとお客さまのことを深く理解し、デザインを通して一緒に未来を考えて、出来る限り長く寄り添えるパートナーでありたいと思っています。
—一時の担当デザイナーとしてではなく将来を伴走できるパートナーでいたいと。素晴らしいお考えです。
こうしてお仕事に力を注げるのも、お子さんの存在が大きいですね。
そうですね。家族の存在は何よりのモチベーションです。
最近は子供もだいぶ大きくなって動きやすくなったので、先日初めて家族でいちご狩りに行ってきました。

—なんと素敵な予定!さらに仕事にも身が入りますね!
今後も子供の成長を楽しみながら、誠意ある仕事をし続けたいなと思います。まだまだ試行錯誤ですが、自分なりの仕事と育児の心地よいバランスを見つけていきたいですね。
—ママの顔も垣間見えた貴重なインタビューでした!
今日はお話を聞かせていただき本当にありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました!
平尾の詳しいプロフィールはこちらからご覧いただけます。
編集後記

昨年お仕事に復帰された平尾さん。
限られた時間の中でも、できる限りお客さまの所へ足を運び、直接思いを感じ取ろうとする真摯な姿、そして平尾さんを温かくサポートするデザインエイエムの「チーム力」が印象的なインタビューでした。
【Texted by】MEI SAKATA(PR)