中小企業 仕事のヒント「第9回 ブランディングデザインの事例」
2021/05/21
前回は「ブランディング」についての説明でした。
ブランディンクとはブランドをつくっていくプロセス(手順)のことでしたが、いかがでしたでしょうか。
今回は、より具体的にイメージしていただくために当社のクライアントの事例をご紹介しましょう。
株式会社マルヨシさま
三重県鈴鹿市で産業クリーニング、クリーンウェアの販売を手掛けている
株式会社マルヨシさま。
法人や医療機関で使用される制服や作業着、小物、リネンなどの「産業クリーニング」を専門に取り扱っています。
ロゴデザインの制作をきっかけにブランディングを担当しました。
ロゴは、しなやかさの中にある強さ、誠実さ、堅実さを表す株式会社マルヨシの企業姿勢が伝わるよう制作。ロゴに込めた想いを主軸にマーケティング、コミュニケーションを整えていきました。
ロゴを変更しリニューアルしたコミュニケーションツール
WEBサイト
正面ゲート
名刺&封筒
ロゴデザインのリニューアルと同時に、「マルヨシクリーニング」から「マルヨシ」に社名変更もされました。
そこからブランディングに取り組み、3年。「マルヨシらしさ」を表現してきたことで、町のクリーニング屋さんと間違えられることもなくなりました。
また経営課題であった人材採用時の会社の「印象・見た目と中身のギャップの差について」を解決することができました。
社外からの期待度、イメージもアップし、士気の高い社員が集まり、組織の活性化にもつながっています。
マルヨシさまは、大手企業に常駐しての仕事も担当されていますが、デザイン変更後、顧客担当者からも注目されるようになりました。
仕事内容をしっかり見てもらうことができ、契約料アップという思わぬ成果も出たそうです。
「ブランディングデザイン」を通じて経営課題の解決の糸口とした例のご紹介でした。
詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。
【Texted by】
ATSUKO MURAKAMI( director )
日本大学通信教育学部 商学部卒業。
現在の研究テーマは「中小企業論」「ブランディング戦略論」、「組織論」中央大学ビジネススクール(CBS)履修中。
本メディアは、デザインが経営課題を解決する手段であることを経営者の方へ広く知っていただきたいという思いのもと、情報発信を行っています。
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